■『仕事始め式やめます』
かつては「御用納め・御用始め」という言葉が使われていましたが、今では民間の会社などに限らず、官公庁でも「仕事納め・仕事始め」という言葉が使われるようになり、その式典も見直す動きが広がっています。
市役所ではこれまで、12月28日の仕事納め式では、1年間を振り返るとともに職員をねぎらい、長期休暇を前にした綱紀粛正などを訓示し、1月4日の仕事始め式では、新年の課題や目標、抱負などを語るとともに、書き初めを披露してきました。コロナ禍を契機に、感染症拡大防止と働き方改革の観点から令和2年から仕事納め式を廃止し、令和3年からの仕事始め式の出席者を課長級以上の幹部職員に限定して実施してきました。私たちの生活に関わる多くの場面で、新しく年が始まるのは4月1日で、毎年4月1日には年度始め式を行っています。改めて式典の必要性を考えるとともに、職員が一日でも休みやすい環境をつくり、有給休暇の取得促進や負担軽減など働き方改革をさらに進めるため、令和6年から仕事始め式も廃止し、メッセージを全職員にメールで送ることにしました。私自身も初めてのことですが、1月4日に休みがとれないか、模索しています。
日本一健康なまちへ!!
大府市長 岡村秀人
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