■『認知症ヘルプマーク』
赤地に白い十字とハートが描かれているヘルプマークをご存じですか。外見から分かりにくい義足を使用する方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方などが、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるマークで、東京都が平成24年10月に作成しました。「認知症不安ゼロのまち」を目指す大府市は、初めて迎える9月の「認知症月間」に合わせ、認知症の方が街を一人で歩いているときや困っているときに、見守りや援助を受けやすくなるよう、当事者が身に着ける「認知症ヘルプマーク」を制作しました。認知症の方は一見すると分かりにくく、声掛けしたらよいか迷うことがあるので、このマークに気が付いたら手を差し伸べてほしいとの願いを込めました。認知症ヘルプマークは、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジを基調とし、黄色が認知症の方、白色が手を差し伸べているまちの方を表しています。遠くからこのマークを見ると、ニコッとした笑顔に見えます。認知症の方やその家族が温かく見守られ、安心して暮らせる社会の実現につながることを願ってやみません。
日本一健康なまちへ!!
大府市長 岡村秀人
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