■令和6年4月から国民健康保険の税率・税額を改定します
国民健康保険は、病気やけがをした場合に安心して医療を受けることができるよう、加入者が保険税を納め、医療費の負担を支え合う、助け合いの制度です。近年、高齢化の進展や医療の高度化に伴い医療費が増加し、国民健康保険の財政運営は厳しいものになっています。
資産割は、段階的廃止の方針に基づいて見直してきました。これらを踏まえ、令和5年度中に国民健康保険運営協議会で慎重に審議し、令和6年度の保険税率・税額を改定しました。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
◆令和6年度保険税率・税額一覧表(かっこ内は令和5年度税率・税額)
▽用語説明
所得割:世帯の加入者の前年中の所得金額に応じて計算されるもの。
資産割:固定資産税に応じて計算されるもの。令和6年度から廃止。
均等割:世帯の加入者数に応じて計算されるもの。
平等割:世帯の加入者数に関わらず、1世帯当たり一律で計算されるもの。
◆年間保険税額のシミュレーション
○4人世帯
40歳以上の夫婦・18歳以下のこども2人
※妻・こどもに所得なし
○2人世帯
65歳以上の夫婦
※夫は年金収入のみ 妻は基礎年金のみ
■子ども減免を一律9割に拡充します
市では独自の取り組みとして、18歳以下のこどもがいる世帯を対象に、国民健康保険税均等割について、平成30年度から最大5割、令和4年度には国の制度に上乗せして一律8割を減免してきました。
令和6年度からは、さらに一律9割に減免制度を拡充します。
■マイナ保険証を利用するとこんなメリットが
12月2日に紙の保険証は廃止される予定です
(1)医療費総額を20円(3割負担で6円程度)節約できる
紙の保険証よりも自己負担が低くなります。
(2)より良い医療を受けることができる
過去に処方された薬や健康診断結果などのデータに基づいた診療・薬の処方が受けられます。
(3)手続きなしで高額療養費制度が適用される
限度額適用認定証を申請しなくても、高額療養費制度が適用され、限度額を超える支払が免除されます。
問合せ:保険医療課
【電話】45-6330
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