■人生会議とは
もしもの時のために、本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族や信頼できる人、かかりつけの医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組みのことです。
◆あなたは人生会議をしたことがありますか?
令和5年3月の安城市高齢者介護に関するアンケート調査では、人生の最終段階については、「全く話し合ったことがない」と回答した人が5割を超えている状況です。
◆人生会議の進め方
話し合いを重ねることで、自分の想(おも)いを伝えられなくなった時に、あなたの大切な人の心の負担を軽くすることができます。
年齢に関係なく、誰でも、いつでも、命にかかわる大きなけがや病気をする可能性はあります。あなたの想(おも)いを伝えてみませんか?
○ためらわず、繰り返し話し合うことは大切
特別養護老人ホームひまわり・安城施設看護師 大田博美さん
特別養護老人ホームは入居者様にとっては終の住み処です。多くの方は「家に帰りたい」「奥さんの手料理が食べたい」等様々な想(おも)いを口にされます。それを叶えるために多職種で話し合い、一時帰宅の実施等様々な具体策を検討しています。ご家族からの「嬉しそうな顔が見れて良かった」等のお声掛けは、ケアに対する達成感を感じると共に、今後の励みになっています。
◆「わたしノート」をご利用ください
本市は、自分の人生を振り返り、大切な人と共有する「わたしノート」を作成し、無料で配布しています。
配布場所:高齢福祉課窓口、各地域包括支援センター、各福祉センター、各地区公民館等
問合せ:高齢福祉課
【電話】71-2264
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