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〔特集2〕安城市の財政公表(1)

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愛知県安城市

令和4年度の決算の概要や市の財政状況をお知らせします。
「安城市のお財布の中身を見ていこう!」

■令和4年度決算 令和2年度及び令和3年度に次ぐ過去3番目の規模に
世界的なエネルギー・食糧価格の急激な高騰等、取り巻く環境が大きく変化する中、9度にわたる補正予算を編成し、市民生活と地域経済の安定化に向けた様々な支援策を講じてきました。こうした状況下においても、当初予定していた市営井杭山住宅の建替工事や総合福祉センターの大規模改修工事等の大型事業を計画どおり実施する等、直面する行政課題を先送りすることなく、着実に推進しました。

◆一般会計 収支は49億円の黒字になりました
一般会計とは、福祉や教育、道路整備等、行政の基本的な事業を行うための会計のことです。令和4年度は、歳入771億円余(前年度比3.0%減)、歳出722億円余(同2.5%減)となり、収支は49億円余の黒字となりました。

○市の支出を市民一人当たりに換算すると
※令和5年3月31日現在の人口18万8645人で算出。
民生費:医療・福祉・子育て支援等 15万5766円
教育費:学校・社会教育、スポーツ振興等 5万1891円
衛生費:保健衛生、ごみ処理等 4万7456円
総務費:基金への積立、庁舎の管理等 4万4852円
土木費:道路や公園等の整備 4万45円
その他:4万2715円
支出合計:38万2725円
市民1人当たりの市の貯金残高…15万425円
市民1人当たりの市の借金残高…8万7059円

■令和4年度に取り組んだ主な事業
「様々な事業を実施しました」

○特殊詐欺対策装置購入費補助金
特殊詐欺対策装置の購入に補助金を交付することで、深刻化する高齢者の特殊詐欺被害の抑止に努めました。(事業費327万円)

○総合福祉センター改修工事
開館後、約30年が経過し、施設の老朽化が進んでいたことから、今後も安全安心な利用ができるよう、令和3年度から4年度において、改修工事等を実施しました。(事業費7億9001万円)

○子育て世帯臨時特別給付金
物価高騰の影響を受ける子育て世帯の生活を支援するため、高校生までの子どもがいる世帯に対し所得制限なく、児童一人あたり2万円の臨時特別給付金を支給しました。(事業費6億5907万円)

○児童クラブ整備
入会希望児童の受け入れを拡大するため、安城東部小学校敷地と桜井小学校隣接地に児童クラブ専用棟を新設しました。(事業費2億2485万円)

○私立保育園等施設整備補助金
保育需要の高い東山中学校区及び桜井中学校区において、私立保育園等の園舎建設工事に対し、運営事業者への補助を行いました。(事業費3億3575万円)

○新型コロナウイルスワクチン接種事業
オミクロン株対応2価ワクチン接種を開始する等、国の動向に合わせて、愛知県や医師会と協力し、個別医療機関での接種や集団接種等の接種体制を構築しました。(事業費6億6466万円)

○国際・全国大会推進活動事業
本市出身のプロレスラー(オカダ・カズチカ選手・中野たむ選手)を起用し、プロレスイベントを通じたシティプロモーションを実施しました。(事業費879万円)

○水道基本料金免除
コロナ禍において物価高騰に直面する市民の経済的負担を軽減するため、令和4年7月期から令和5年3月期までに係る水道基本料金の免除を行いました。(事業費6億5348万円)

○安城プレミアム商品券発行事業
市制施行70周年記念事業として、飲食店や小売店等の事業者支援及び地域経済の活性化を図ることを目的として発行しました。(事業費2億8047万円)

○市営住宅建設事業
老朽化が著しい井杭山住宅の建替のため建設工事を行いました。(事業費8億7723万円)

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