本市では、本人が望む場所で自分らしく最期まで今を生きることのできる看取り体制を目指しています。自分らしく人生を生きるために大切にしていることを、大切な人と話してみませんか?
■人生会議って何?
「ただいま~」
「おじゃまします」
「おーおかえり。元気にしとったか?」
「そういえば、人生会議って知ってるか?」
「終活のことだろ?」
「違うよ。人生会議は自分の想(おも)いを信頼する人達と話し合っておくことなんだ。」
「命の危険が迫ったとき、約70%の人が自分の意思を伝えられないらしいんだ。家族も困るよなぁ。」
「それは困るよね。」
「意識が戻られるか…ご本人の希望は?」
「何て言ってたかしら…?」
「だから、あらかじめ話し合っておくことが大事なんだ。」
「この間、「わたしノート」をもらってね。これ使ってみようか。」
■わたしノートって何?
自分らしく豊かに生きていくことができるように、自分のこれまでのこと、これからのこと、もしもの時についての想いを書き留めていくノートです。ノートを家族や友人等大切な人に見せ、話し合うことで自分の想いを伝えることができます。心身の状態に応じて想いや考えは変化するので、何度でも書き直しできます。
配布場所:高齢福祉課、各地域包括支援センター、各福祉センター、各地区公民館等
■人生会議の現場で活躍されている訪問看護師さんからメッセージ!
訪問看護と聞いてどのような印象をお持ちですか。訪問看護とは、医師の指示のもと訪問看護師がご自宅に出向き、在宅生活の中で治療やケア等の看護を提供することです。私達は住み慣れた環境で最期まで自分らしく暮らしたい人を安心して療養生活を送ることができるようサポートしています。本人や家族の気持ちに寄り添いながら支援することを大切にしています。
安城市訪問看護ネットワーク部会の皆さん
問合せ:高齢福祉課
【電話】71-2264
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