自然災害による被害が激甚化・頻発化しています。特に6月〜10月にかけては、集中豪雨や台風等が発生しやすくなります。この期間を「出水(しゅっすい)期」と言い、河川の増水による洪水や浸水害等に注意が必要です。
昨年6月2日は、台風2号と梅雨前線の影響による大雨に見舞われ、愛知県を含む6県で局地的に豪雨をもたらす線状降水帯が発生しました。本市においても矢作川の水位が急激に上昇し、警戒レベル3「高齢者等避難」の発令基準にあと20cmまで迫りました。
突発的に発生する地震と異なり、大雨や台風は、事前の情報収集による早期避難が可能です。「自分達だけは大丈夫」と思わず、気象情報や避難情報等をこまめに確認し、危険だと感じた場合は、素早く避難しましょう。
○「安城市水害ハザードマップ」で水害リスクを確認しましょう
大雨の発生が予想される場合、お住まいの地域の水害リスクを「安城市水害ハザードマップ」で事前に確認しておきましょう。
災害の危険度は5段階の「警戒レベル」とともに発表されます。特に、警戒レベル4「避難指示」が発令された場合、危険な場所にいる人は全員速やかに避難してください。
※詳細は本紙P.6をご覧ください
○周囲の状況変化に応じて自主的な早期避難を!
暗く足元が見えない夜間や、すでに道路冠水や集中豪雨が発生している中での避難は転倒やけがのリスクがあるため非常に危険です。
市から避難情報が発令されていなくても、周辺の状況が悪化しつつあると判断した場合は、自主的に早期避難を行うように心がけましょう。
■災害時の情報収集は「安城防災ナビ」で!
※アプリの詳細は、市HPを参照してください。
本市の防災情報を手軽に受け取ることができるスマートフォンアプリ「安城市防災行政アプリ」のサービス名を「安城防災ナビ」※に変更しました。
災害時の避難所開設情報や避難情報等、役立つ情報を発信していきますので、まだアプリを使ったことがない人は、是非ダウンロードをお願いします。
※昨年10月に実施した「地震対策に関する市民アンケート」にて、6つの候補から投票を行い、最多票を獲得した名称です。
問合せ:危機管理課
【電話】71-2220
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