子ども達をみんなで支える「地域とともにある学校づくり」
地域とともに、地域ならではの魅力ある学校づくりを目指します。
■「コミュニティ・スクールとは」
「学校運営協議会」を設置した学校のことです。この協議会は、地域住民や保護者、学校の先生等が集まって、子ども達へかける願いとその実現のためにできることについて話し合い、未来を生きる子ども達に必要な具体的な活動を地域と学校が協働して行う新しい仕組みです。学校が、多様な人が交流し多様な学びが生まれ、多くの子ども達の居場所となるように。そして、学校を拠点として、誰ひとり取り残さない空気に満ちた地域が広がっていくよう、成果を急がず、語り合いをベースに学校にあった活動を進めていきます。
■「学校運営協議会ではどんな話し合いをするの?」
◆参加者が学校運営のよきパートナーとしてLet’s(みんなで一緒にやりましょう)という姿勢で話し合います。
○例えば…学校の課題に対して、協議会でできることを話し合います。
校長:素直で優しい本校の子ども達が、主体性を発揮し、自己決定のよさを感じてほしいと願っています。ご意見をお願いします。
委員:うちの学校の子ども達にぴったりの願いだと思います。ボランティアで地域行事の手伝いをしてくれていた子どもが、自分の仕事が終わると、「次に何をやりますか?」と聞いてくれ、すごく明るい顔でがんばっていました。
委員:私は町内会で防災を担当しています。学校の授業と連携して、子ども達も一緒に自分達の暮らす地域の防災について考え、行動できる場をさらに充実させてみてはどうかと考えています。
委員:そのために、まずは、総合的な学習の時間で地域を支えている人と交流してみてはどうでしょうか。私も先生と相談して、どんな人材が子ども達の意欲を引き出せるのか、地域で探してみたいと考えています。
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未来を生きる子ども達のために、今私達ができることを話し合い、地域と学校が一緒になって、みんなが楽しく、わくわくするような活動を行いましょう。
令和7年度には、桜井中・東山中がコミュニティ・スクールとして発足します。安城北部小・桜林小・安城南中では、コミュニティ・スクール創設のための準備を始めます。
順次、市内小中学校にコミュニティスクールを拡大していきます。
安城市・安城市教育委員会
問合せ:学校教育課
【電話】71-2254
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