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自治体の皆さまへ

〔特集〕日常に潜む火災リスク あなたは大丈夫?

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

私たちの財産だけでなく、命をも奪う火災。
全国でさまざまな火災が発生する中でも、特に住宅火災で、多くの方が亡くなっています。
令和5年1月から9月に市内で起きた火災は38件で、令和4年の同時期と比べて6件増加しています。中でも住宅火災は、令和4年同時期と比べて+11件と、件数・火災全体に占める割合ともに大幅に増加しています。
これから暖房器具などの火気を使用する機会も増え、火災が発生しやすい季節になります。火気の取扱いには十分注意をして、火災を未然に防ぎましょう。

■火災件数の比較(1~9月)

■出火原因で多いもの(令和5年1~9月)
1.こんろ(4件)
市内で実際に発生した事例
・グリル内の残存物に火がつき出火
・卓上型電磁調理器をガスこんろ上に置き、誤ってガスこんろに点火したため出火

2.たばこ、ろうそく(3件)
市内で実際に発生した事例
・灰皿にたばこを捨てたが完全に消えず、中の吸い殻に着火
・ろうそくを固定せず使用して、倒れて着火

■住宅防火
いのちを守る!10のポイント

ほとんどの火災は、私たちが注意をすることで防ぐことができます。
火災を「発生させない」「早期に発見する」「拡大させない」ために、次のポイントを確認しましょう!

◇4つの習慣
・寝たばこは絶対にしない、させない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・こんろを使うときは火のそばを離れない
・コンセントはほこりを清掃し不必要なプラグは抜く

◇6つの対策
・出火防止 ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する
・早期覚知 住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
・延焼拡大防止 部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは防炎品を使用する
・初期消火 消火器などを設置し、使い方を確認しておく
・早期避難 避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
・地域の助け合い 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う

■身近な「電気機器」の発火に注意!
スマートフォンやモバイルバッテリーなどに使用されているリチウムイオン電池からの火災が増えています。
過充電や外部からの衝撃など、誤った使用方法により出火する危険があります。正しい知識で安全に使いましょう。

■住宅用火災警報器の設置・維持管理 正しくできていますか?
平成18年、住宅用火災警報器の設置が義務化されました。
火災警報器の交換の目安は10年です。定期的に点検・交換をしていますか?
全国で発生する住宅火災のうち、主に就寝中に発生した火災で逃げ遅れたことにより亡くなった件数は、住宅火災で亡くなった件数の半数を占めています。
逃げ遅れによる死者をなくすため、無防備となる就寝中でもいち早く火災に気付くことができるよう、火災警報器を設置・維持管理しましょう!

◇警報器の設置場所はココ!
○設置義務
・寝室
・階段
(寝室が2階以上にある場合)⇒煙式

○設置推奨
・台所
⇒煙式または熱式どちらでもOK

※住宅用火災警報器の詳細は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご確認ください。

◇警報器の取付けやご相談、お任せください!
住宅用火災警報器を購入したけれど、どこに取り付けたらいいか分からない、天井が高くて取り付けられないというご家庭を対象に、消防職員が皆さんのお宅で取付けや交換を行います。
費用は一切かかりませんが、住宅用火災警報器はご自身で用意いただく必要があります。

対象:次のいずれかに該当する世帯
・65歳以上の高齢者のみで構成された世帯
・身体障害者手帳の交付を受けている方のみで構成された世帯
※上記の世帯の方以外でも取付け・交換が困難な場合は対象になる場合があります。ほかにも、電池の交換や取付位置、火災警報器の種類など、何でもご相談ください。

※取付支援事業の詳細は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご確認ください。

まずは予防課までお気軽にお電話ください!

火災の発生状況などについてYouTubeで職員が詳しく解説しています!
※詳細は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご確認ください。

問合先:予防課
【電話】76-0223

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