■特別会計決算状況
◇特別会計とは
それぞれのお金の出入りをはっきりさせるために、独立して管理される会計です。
国の制度として特別会計で処理することが定められているものもあります。
特別会計は、特定の目的や収入がある事業について一般会計と分け、それぞれの収支を明確にしています。8ある特別会計は、全体で歳入が263億6,717万円、歳出が260億198万円で、3億6,519万円の黒字となりました。
■企業会計決算状況
◇企業会計とは
民間の会社と同じように、利用した人から料金をもらうなど経営活動による収入で支出をまかなう「独立採算方式」の会計です。
企業会計の決算には、当該年度の経営活動に伴う「収益的収支」と、設備投資や借入金などの収支を表した「資本的収支」の2種類があります。企業会計の赤字・黒字は、1年間の経営成績を示す消費税および地方消費税抜きの損益計算書で判断します。
◇病院事業
病院事業では、新型コロナウイルス感染症に係る補助金の増加により、黒字決算となりましたが、今後は、コロナ補助金の見直し、原材料費や諸経費などの増加により、厳しい病院経営が見込まれることから、「小牧市民病院改革プラン」に基づき、経営の更なる健全化に努めていきます。
◇水道事業
水道事業では、黒字決算となりましたが、今後も管路の耐震化など水道施設の更新に多額の費用が見込まれることから、令和元年度に策定した小牧市水道事業ビジョン・経営戦略に基づき財政基盤の強化、お客様サービスの向上に努めていきます。
◇下水道事業
下水道事業では、赤字決算となりましたが、令和3年度からの繰越工事を執行したことによるものです。今後も厳しい経営環境が続くことが見込まれることから、「小牧市下水道事業長期経営計画」に基づき、下水道整備区域の早期概成を図るとともに、経営の健全化に努めていきます。
■令和4年度決算 一般会計+特別会計
[歳入総額]900億524万円-[歳出総額]867億3,270万円-翌年度へ繰り越すべき財源=[実質収支額]約26億7,280万円の黒字
問合先:財政課
【電話】76-1190
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