ペットボトルを再びペットボトルに
■“B to B”とは?
ボトルtoボトルの略で、回収したペットボトルを特殊な再生法により原料に戻し、再びペットボトルを作ることです。品質を低下させることなく、繰り返し使用することが可能です。
◇市内からの1年間のペットボトル排出量は約400トン
400トンのペットボトルは1,500万本のペットボトルに生まれ変わるよ。
■大きく変わるリサイクルの流れ!
今まではペットボトルの一部が衣類の繊維や、卵パックのトレイ等にリサイクルされていました。このようなリサイクルは、最終的には焼却や埋め立て処分に回されることとなります。そうなると新しいペットボトルを作るため、原料である石油が新たに必要になります。
これに対して、「B to B」では、ペットボトルを再びペットボトルにするため、石油の使用量が減ります。
PETボトルリサイクル推進協議会や全国清涼飲料連合会によると、B to Bを行うことで、石油由来ペレット製造と比較して約6割の二酸化炭素削減効果が見込めるとのことです。
◇全国初5者による「ゼロカーボンシティの実現に向けた連携協定」を締結しました!
9月1日に「株式会社伊藤園」、「キリンビバレッジ株式会社」、「アサヒ飲料株式会社」の飲料メーカー3社と、ペットボトルの処理を行う「豊田通商株式会社」、そして本市で、全国初となる5者による「ゼロカーボンシティの実現に向けた連携協定」を締結しました。
この締結により、再び新しいペットボトルに再生する「B to B」を推進し、資源循環型社会の形成だけでなく二酸化炭素排出量の削減にも貢献します。
◇飲料メーカー3社からのお願い
自動販売機のごみ箱も適正に捨ててください(異物を入れない、飲み残ししない等)。
決められた場所に適正に捨てることで、海洋プラスチックごみの削減に繋がります。
問合先:ゼロカーボンシティ推進室
【電話】39-5574
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