文字サイズ
自治体の皆さまへ

kaomik+(カオミクプラス)~こまきSDGsあれこれページ~

20/44

愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

SDGsは、良いまちに向かうためのみちしるべ。市内のSDGsの取組を、SDGsに取り組む方の「顔」が見える形でお届けします︕

今号のSDGs目標番号11
■vol+8.『まちと環境の』SDGs!
自分たちが住むまちの魅力って何でしょうか︖
自然環境を守ることも「住み続けられるまちづくり」のひとつです。
今回も素敵な活動をする団体をご紹介︕

■生活は環境に直結。身近な興味を大切に!
[小牧市立米野小学校]
大山川の水質調査を長年続けている米野小学校。活動内容について先生にお話を伺いました。
▽取組の内容を教えてください
水質調査の手段として、川に住んでいる生き物を採集し、シマイシビルやヨコエビ類など、川の汚れの指標生物を種類ごとに数える調査を行っています。毎年、4年生の子どもたちが7月に行っています。

▽こどもたちの反応·感想は︖
学校のすぐそばを流れる大山川なのですが、コロナ禍だったこともあり、訪れたことがない子も多くいました。当日は﹁近くの川にこんなにたくさんの生き物がいたんだ︕﹂という驚きの声が聞こえてきました。また、ボランティア団体の方と一緒に活動できたことも良い学びになったようです。

▽こどもたちに向けてのメッセージを
生活が環境に直結していることを意識できるようになってほしいと思います。例えば、ご飯を食べれば生ごみが出るし、図工を行えば余った紙がゴミになる。今の生活が未来を作るということを意識しながら、自分たちが住む社会が素敵な場所になるよう自由な発想で、たくさん考えてほしいですね。

■環境問題への取組や地域とのつながりを大切に!
[大阪シーリング印刷株式会社]
シール印刷トップシェア。現在小牧市が行っている中心市街地社会実験「コマナカmeet」のサンドイッチのシールも印刷しています。今回は、名古屋営業部の加藤さんにお話を伺いました。
▽多様な取組をされていますね
環境負荷の少ない水性デジタル印刷を導入したり、パーム油を製造する際に生じてしまうヤシカサからタック紙を作ったり、多様な取組を行っています。また、校外学習の受入れや、大学との協働プロジェクトの実施など、地域とのつながりも大切にしています。

▽やりがいを感じる時は︖
お客様にご満足いただけたときはもちろんなのですが、学生さんなどと一緒に、地域に密着した社会貢献性の高いプロジェクトを成し遂げたときは、自分たちの仕事の結果が社会貢献につながっていることを実感でき、とても嬉しいです。

▽こどもたちに向けてのメッセージを
興味のあることは、とことん打ち込んでほしいです。私の息子が今、昆虫採集に夢中なんですが、その熱量がすごくて。物事に取り組むときのそのような熱量を、大きくなっても忘れないでください。

■川がないところに人は住めない。自然と仲よく共存を!
[大山川をきれいにする会]
小牧市内を流れる大山川の美しさを守る活動をされている団体。今回は、代表の小沢さんにお話を伺いました。
▽どんな活動をされていますか︖
年に3、4回大きなイベントを行っており、内容は毎回さまざまです。例えば、新緑を見ながらゴミを拾って歩こう、などを開催したこともあります。県外から参加される人もいたりして、多くの人と楽しく活動しています。

▽どんな想いで活動していますか︖
川がないところに人は住めない、という気持ちで取り組んでいます。私が小さいころは、大山川は本当にきれいでした。ふるさとの川を守りたくて、活動を続けています。また、活動が地域の方の交流の場·健康作りの場としての役割も担えていることが嬉しいです。

▽こどもたちに向けてのメッセージを
自然と仲よく共存する気持ちを持ってほしいです。大山川とその周辺は自然豊かなので、川に来ると魚がいる、季節ごとに違う花が咲くといった、自然の営みに接するにはとてもいい場所です。ぜひ、興味を向けてみてください。

■今回ご紹介した方々のもっと詳しいインタビュー内容や、kaomikについては本紙またはPDF版に掲載のQRコードよりご覧ください!

■「住み続けたい・働きたい」そんなまちの実現を目指してーkaomik(カオミク)は、SDGsの視点から『こまきの人の魅力』を中高大学生に伝えるフリーマガジンです。
お互いを知り、つながることができるきっかけとなれるような素敵な情報を、小牧市内外を問わず広くお届けします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU