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[特集]9月1日は防災の日 地震災害への備え(1)

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

地震、風水害等の災害についての認識を深め、それらの災害に対する心構えを準備するため、毎年9月1日は防災の日となっています。
9月1日の由来は、今からちょうど100年前の1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災で、「関東大震災の教訓を忘れない」という戒めと、この時期に多い台風への心構えという趣旨で制定されました。
また、現在では防災の日を含む一週間を防災週間としています。
この日を機会に今一度、家族で避難所の場所を確認しておく、連絡手段を確保しておく、備蓄品を確認しておくなどの災害に対しての備えをしておきましょう。

■日ごろからの備えが肝心!
◇災害用備蓄品を用意しましょう
いざというとき、支援が届くまで「自らの力で生き延びること」が重要です。日ごろから食料・飲料・日用品などを備蓄しましょう。
食料:缶詰やレトルト食品だけでなく、アレルギー食などそれぞれの事情に合った食料品を一週間分以上用意しておきましょう。
飲料:一人一日3リットルが目安です。
日用品:
・懐中電灯、予備の電池
・携帯ラジオ
・貴重品
・救急医療品
・燃料、工具
・防寒具
医療器具など、特殊なものは災害時に入手が難しくなります。例:メガネ、入れ歯、生理用品、ベビー用品、介護用品など

◇耐震診断を受けましょう
旧耐震基準で建てられた木造の建物は、現在の耐震基準を満たしておらず、大きな地震では倒壊してしまう危険性が非常に高くなります。わが家の耐震性を診断し、必要な耐震補強などを行い、大きな地震に備えましょう。

○STEP1
無料耐震診断を受ける
対象:昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅
申込み:申請書(建築課、東部・味岡・北里の各市民センター、ホームページに用意)を提出

危険と診断されたら…

○STEP2
耐震改修など、必要な工事を行う
・耐震改修補助(限度額100万円)
・除却工事費補助(限度額20万円)
・耐震シェルター等設置費補助(限度額30万円)
いずれも建築課への事前相談が必要です。

ブロック塀も危険!
・民間建築物ブロック塀等撤去費補助(限度額20万円)
※本紙またはPDF版に掲載のQRコードをご確認ください。

問合先:建築課
【電話】76-1142

◇参加しよう!総合防災訓練
今年度の総合防災訓練は、地域協議会、自主防災会などと連携して開催します。(雨天時は規模を縮小して開催)
大地震の発生による災害を想定し、主会場ではグラウンドで消火訓練などの実践訓練、体育館などで避難所運営訓練を実施するほか、展示体験ブース、消防署救助隊による救助演練を予定しています。
また、同時開催会場では避難所運営訓練などを実施します。見学希望の方は、ぜひお近くの訓練会場にお越しください。
日時:10/29(日)9:00~
場所:
[主会場]桃陵中学校(桃ヶ丘小学校区、陶小学校区、大城小学校区住民が参加)
[同時開催会場]桃ヶ丘小学校、陶小学校、大城小学校を除く市内13小学校
※篠岡小学校区は篠岡中学校で実施

◇地震時の心得10カ条
(1)枕元に避難グッズ(厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯など)を準備しておく。
(2)足元に注意。割れた窓や照明器具の破片に気を付ける。
(3)運転中に地震が起きたら、路肩に停車して、連絡先を見えるところに貼り、徒歩で避難する。
(4)スーパーやデパートでは、ショーケースなどの割れやすいものから離れる。
(5)海岸では、津波などの発生を想定して、安全な高台や避難地を目指す。
(6)狭い路地やブロック塀に注意。ブロック塀や自動販売機は転倒の恐れがある。
(7)地域ぐるみで協力し合って応急救援の体制を構築する。
(8)山崩れ、がけ崩れに注意。居住地の自然環境を把握して二次災害防止の心がけを。
(9)マイカーでの避難は危険なうえ緊急車両の障害になりえるため、避難は徒歩で行う。
(10)正しい情報を聞く。間違った情報に惑わされず、的確な行動をする。

問合先:防災危機管理課
【電話】76-1171

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