え～もんみっけ!～市民レポーターのページ～

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市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

■合言葉は「コマナカmeet」
街なかをみんなの思いで素敵な空間にしてみました!
〔REPORT 229〕

令和5年10月22日市民まつりの日に開催された「地域のみんなでつくった青空カフェ」、令和5年11月11日に行われた「こまき街なか大運動会」の2つのイベントは、街なかを元気にする取組として行われました。今回の取組「コマナカmeet」について、都市整備課係長・田中一平さんに話を聞いてきました。

令和4年度に市民等がつながる場としてプラットフォームをつくりました。その中で計3回のワークショップを開催し、街なかをもっと楽しめる場所にするためにやってみたいことをテーマにグループごとに5つの企画を立てました。
「今までは意見を出し合ったり、企画を立てたりして終わってしまうことが多かったのですが、今回は、一歩踏み込んで、社会実験として市民の皆さんとできるところを実践しようと試みました」と、田中さん。
ワークショップで立てた企画をもとに3つの企画を示し、市民に参加を募り、自分のやってみたい企画(プロジェクト)に分かれて始まった取組。市、市民の皆さん(以下、プレーヤーと表記)、そして事務局を担当した市民活動ネットワークが三位一体となり、ミーティングを重ね、イベント開催に至りました。
その中で、街なかを元気にしよう!と集まり、出会った人たちが企画し、チャレンジするこのプロジェクトの名称を「コマナカmeet」と名付けました。
「事故やトラブルなく多くの方に市民主体によるイベントを楽しんでもらえて良かったです」と、田中さんは話します。

◇コマナカmeetに参加しよう!
来年度に向け、ワークショップや研修会などさまざまな企画を計画中です。老若男女問わず、年齢無制限で参加できます。興味がある人はぜひ、右の二次元コードを読み込んで、皆と仲間になってみませんか。

■こまき街なか大運動会プロジェクト
「道路を封鎖せよ」をサブテーマに、11月11日に小牧市にぎわい広場図書館前エリアと市道小牧駅西線を封鎖して大運動会を開催。道路上で玉入れやキャンピングカー綱引きなどの競技を行いました。

予行演習で実際にプレーヤーが体験。細かい修正点なども確認しました。

当初、一番人数の少なかったプロジェクトでしたが、さまざまな業種の人たちが集まり、できることを持ち寄り、仲間を増やし、イベントを企画・運営しました。皆、初めてのイベント開催で予想以上に大変でしたが、当日の参加者の笑顔に疲れも吹っ飛びました。

どんな競技をどの場所で行うかを議論したり、チラシのデザイン、当日の進行など何度も打合せを重ねました。

■ストリートファニチャープロジェクト
街なかで滞在できるような居心地の良い場所がほしいという思いから、皆が寛げるイスやテーブルを作りました。また、青空カフェでサンドイッチを販売するブースをストリートファニチャープロジェクトが作りました。現在、ラピオ2階、ワクティブこまきに設置され、皆さんに楽しんでもらっています。

皆で持ち寄ったデザイン案からよい所をチョイスして、ミーティングを重ねました。専門家にも協力・監修を頼み、安全性や材質にもこだわりました。4分の1サイズのミニチュアファニチャーを作ったプレーヤーも。

プレーヤーの思いが形になる様子です。暑い時期でしたが、設計図通りに工具を使い組み立てたり、削ったり、仕上げをしたりと力を合わせて完成へ。完成した時は、感無量の瞬間でした。

■地産地消茶屋プロジェクト
小牧の生産品を使った小牧の新名物を創り、地域の活性化や小牧の知名度をあげ、訪れたい街にしたいと始まったプロジェクト。どのような食材・調理方法など今までにないような…と、話し合いを重ね、何度も試食をして、サンドイッチができ上がりました。

10/22、市民まつりの2日目。小牧市にぎわい広場駅西エリアでは、「青空カフェ」が開催され、こんなに素敵な空間になりました。

青空カフェの入口では、コマナカmeetの看板がお出迎え。サンドイッチも昼過ぎには完売になりました。

試作品を皆で作っています。小牧にはたくさんの生産品があり、メインの食材選びは一番、議論が盛り上がりました。
できあがったサンドイッチには小牧産がいっぱい詰まっています。

■プロジェクトの事務局を担当した市民活動ネットワーク事務局長・関哲雄さんの話
こんな街にしたいなどの思いを実行に移すことができて良かったです。一瞬でもイベントの時に街の景色が変わったことはきっと市民の皆さんの印象に残ったことと思います。
年齢も職業もさまざまなプレーヤーの皆さんが自分のスキルやできることを発揮して、街づくりに関わってくれたことが大きな成果だと感じています。

■編集後記
まめうさ
取組が継続され、さらに広がれば、より市民からアイデアも湧き出し、またそれを形にして創っていく。小牧市はすごい!って言われるぐらいに発展していって欲しいです

かおりん
いろいろ苦労があった中でも、青空の下、たくさんの市民の笑顔に感動されていた市役所都市整備課の田中さん。市民のため、より良い街作りに掛ける思いを感じました。これからも市民が笑顔で溢れるような街作りに期待したいです。

■今回の取材先
都市整備課
場所：市役所東庁舎2階
【電話】76・1157