■こどもが夢を育み、高齢者が安心して暮らせる
持続可能な、魅力と活力あふれる夢ある小牧の実現へ
小牧市長 山下 史守朗(しずお)
明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、輝かしい令和6年の幕開けをお健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。旧年中は、小牧市政に対しまして温かいご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、令和5年を振り返りますと、新型コロナウイルスが「5類感染症」に引き下げられ、各種事業やイベントはコロナ禍前と同規模で再開し、小牧市民まつりやこまき令和夏まつり、こまき信長夢夜会・小牧山薪能などのイベントは、いずれもコロナ禍前を上回る来場者数となりました。引き続き、感染症への注意は必要でありますが、スポーツ・文化活動、自治会や老人クラブなどの地域活動も、その灯を消すことなく、しっかりと継続していくことが大切だと考えております。
4月には、小牧山歴史館を戦国時代の小牧山城にまつわる展示にリニューアルしました。NHK大河ドラマ『どうする家康』で小牧山に注目が集まり、全国から多くの方々が来訪され、その歴史的価値について知っていただくことができました。
また、同月には、小牧南小学校の全面改築工事が完了し、供用開始しました。6月には、市民の健康づくり・支え合いの地域づくりのため、第3老人福祉センター「田県の郷」をオープンしました。幅広く地域に開かれ、高齢者だけでなく地域における世代間交流にもご活用いただいています。
加えて、小牧市独自の施策として、第2子中学生および第3子以降の小中学生の給食費の無償化を開始して、子育て世帯への支援を更に充実させています。
明けて本年は、本市の最上位計画である「小牧市まちづくり推進計画第2次基本計画」の策定を完了させ、本計画に基づく、より一層強力なまちづくりを推進するとともに、引き続き、まちの将来像を示す「中心市街地グランドデザイン」や、新たな魅力を備えた東部のまちづくりを目指す「東部振興構想」を市民の皆様とともに着実に進めてまいります。
さらに、小牧市民憲章に掲げる理想のまちの実現、そしてSDGsの達成に向けて〝誰一人取り残さない〞持続可能で多様性と包摂性のあるまちの実現に取り組んでまいります。
なにとぞ本年も、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
■市民の皆様と共に小牧の明るい未来へ
小牧市議会議長 舟橋 秀和
明けましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい令和6年の新春を、健やかにお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。また、日頃より市議会に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
昨年10月1日に市議会議員一般選挙が執行され、市民の皆様からご選出いただき、10月9日から19期25人の議員による市議会がスタートしました。二元代表制のもと地方公共団体では、議会は議事機関として、市長は執行機関として、それぞれに権限と責任を分担し、直接市民の負託に応え、責任を負うこととなっております。市民の皆様の声に十分応えられるよう、議員一同、精一杯努力を続けてまいる決意であります。
さて、3年以上にも及ぶ新型コロナウイルス感染症への対応、ロシアによるウクライナ侵攻や円安、物価高騰など政治・経済が大きく揺らぎ、特に資源が乏しい日本では、その影響は深刻なものであると言わざるを得ません。世界は、「ポストコロナ」という新たな時代を迎えておりますが、国内、国外ともにまだまだ先を見通せない状況が続いており、市民の皆様の暮らしは、依然として厳しい状況にあります。
そういった中、引き続き、健全財政を維持し、多様化する住民ニーズに的確に対応し、住民福祉の向上と地域社会の活性化を図っていく事が、ますます重要なこととなってまいります。市議会といたしましても、小牧市の明るい未来のため、そして市民のため、懸命の努力をしてまいる所存であります。
昨年、社会情勢の変化をとらえ、より市民の皆様に開かれた議会を実現するため、「小牧市議会基本条例」の一部改正を行い、10月1日から施行しております。これまで、議会の活性化や様々な議会改革に取り組んでまいりましたが、より一層透明性の高い、市民にわかりやすい議会運営に努めてまいります。
今後におきましても、市民の皆様からのご意見などを十分にお聞きして、活発な議論を重ね、慎重かつ的確な判断をしてまいる所存でありますので、引き続き、市議会に対する皆様のご理解とお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びに、市民の皆様にとりまして、本年も明るく幸せに満ちあふれた実り多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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