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自治体の皆さまへ

《特集》「一致団結・絆・飛躍」~あなたの身近なヒーロー 消防団~

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

皆さん、「消防団」を知っていますか?
聞いたことはあるけど、どんな活動をしているのか分からない…。
消防士と何が違うの…。
そんなあなたに知ってもらいたい「消防団」
小牧市消防団では、139人の消防団員が活動しています。
あなたの地域を守る消防団の活動を覗いてみましょう。

■消防団の活動
◆幅広い活動内容
消防団の活動は、火災や大雨、地震などの大規模災害時に現場に駆け付け、消火活動などを行うほか、啓発活動や広報活動が主な内容です。
寒さが厳しくなる冬は、火災のリスクが高まる季節です。暖房器具の使用が増えたり、年末年始の慌ただしさから注意が散漫になったりすると、それが火災の要因になることがあります。
消防団は、特にこのような時期に地域の安全を守るため、防火啓発活動や訓練、緊急時の対応に力を注いでいます。

▽防火広報
毎月2回、小牧警察署と協力し、消防団車両で分団管轄地域のパトロールを行っています。また、年末は夜警を強化しており、今年も12月29、30日に消防団車両で赤色回転灯を点灯させながら巡回します。

▽地区防災訓練での指導
地区の防災訓練における指導者として、市民に対し、街中に設置してある街頭消火器の取扱いや、地区に配備しているコミュニティ防災資機材の取扱いについて説明しています。

▽市主催の式典・訓練への参加
消防出初式や総合防災訓練、出水期での水防訓練など市が主催する消防関連式典への参加や市内で災害が発生した場合に備えた災害対応訓練を行っています。

▽救命講習での指導
救命講習の指導者として参加し、市民に対し、胸骨圧迫やAEDの取扱い、応急手当などの指導を行っています。

■消防団とは?
◆地域を守る消防団
消防団は、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関です。
消防本部は、専門的な消防活動などを行う常勤職員の消防職員ですが、消防団は、本業を別に持つ一般住民から構成されており、非常勤特別職の地方公務員となります。
小牧市消防団は、6つの分団が区域ごとに分かれて、地域に密着した消防防災活動を行っています。
10月31日現在、139人(うち女性団員16人)の消防団員が、自分の仕事を持ちながら地域の安全・安心のために活動しています。

▽消防団PR動画はこちら(本紙5ページの二次元コードをご参照ください。)

▽6分団の管轄区域
※詳しくは本紙5ページまたはPDF版をご覧ください。

■消防団からのお知らせ
◆年末夜警 [12/29(日)、30(月)]
各分団が消防団車両でそれぞれの管轄地域を巡回します。ご理解とご協力をお願いします。

◆新たな団員募集
消防団では、新しい団員の募集も積極的に行っています。地域を守る活動に参加したい方は、お近くの消防署・消防団までぜひ、お問合せください。

▽入団資格
・市内在住または在勤の方
・18歳以上の方
・健康な方

◆消防出初式 [R7/1/11(土) 9:30~]
会場:市民会館駐車場 (雨天:小牧小学校体育館)
消防職員をはじめ、消防団、婦人消防クラブ、自主防災会、市内事業所の自衛消防隊が一堂に会し、消防の雄姿を披露します。

◆消防団応援事業所募集
市の消防団員に協力またはサービスなどを提供することで、地域防災力の向上が図られるとともに、事業所にとっては、社会貢献によるイメージアップや地域の活性化などが期待できる制度です。
協力いただける事業所は、消防総務課までお問合せください。

◇「火の用心」
冬の寒さとともに高まる火災リスク。しかし、地域を守る消防団がしっかりと準備を整え、皆さんの安心を支えています。
年末年始も安全に過ごすために、ぜひ火災予防にご協力ください。

■消防団員の声
◆消防団活動への思い
年末年始は消防団にとって、一年のまとめと新たな年に向けた準備の時期でもあります。団員の皆さんに、消防団の活動への思いや来年に向けた意気込みを聞いてみました。

▽第6分団員 野中 亮秀さん
家族や友人が安心して暮らせる環境をつくることが、私たち消防団の役割です。今年も無事に活動を終え、来年もさらに地域に貢献できるよう取り組んでいきたいです。

▽第4分団員 土屋 賢吾さん
冬は特に暖房器具の安全な使用と調理中の火の管理が大切です。地域の皆さんが火災を防ぐための知識を身につけ、安心して暮らせるよう、消防団が支えています。

▽本部 箭野 克己さん
消防団の活動を通じて、団員同士、地域の方々と一緒に防災意識を高めていくことができるのがやりがいです。指導者の立場で自分自身も防火・防災・救急などのスキルを高めて地域に還元していきたいです。

[消防団のメリット]
・防災や救急についての技術が身につく
・消防団員同士、地域の輪が広がる
・年1回、健康診断を受診できる
・消防団応援事業所を利用すると消防団員向けの各種サービスを受けられる
・社会貢献ができる

問合先:消防総務課
【電話】76-0229

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