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え~もんみっけ! ~市民レポーターのページ~

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

■REPORT 248
◆愛北総合食品卸売市場に行ってみよう!
市の北部、大口町との境に愛北総合食品卸売市場があることをご存じですか。全国各地から採れたばかりの野菜や果物が毎日集まってきて、朝早くから仲卸業者やスーパーのバイヤーたちが買っていきます。市場を運営する愛北青果に話を聞いてきました。

朝5時。まだ太陽が昇る前からフォークリフトが慌ただしく動き、市場内は活気に包まれます。
市場の商品が買えるのは、あらかじめ登録している人だけで、飲食店や八百屋、スーパーなどの業務用です。
段ボールに詰められた商品は、種類ごとに集められていて、産地はさまざまです。皆は欲しい商品の場所に行き、箱の中身を確認して購入します。
全ての商品が競りに掛けられるわけではなく、桃や柿などの地物の果物に限り競りが開かれます。
朝6時30分、競りの開始を知らせるチャイムが鳴り響きます。夏には、たくさんの桃が市場に入ってきて多くの競りが行われるそうです。
市場では、スーパーから注文の入った商品を届けたり、箱に入っている商品を個包装したりなどさまざまなサービスにも対応しています。

▽一般の方でも買えます!
市場の中には、一般の方向けの青果店もあります。・・段ボールに入ったままの商品だったり、値札がついていないと「コレ、いくら?」と声が飛んだりとスーパーとは違う市場の臨場感とお得感が味わえます。また、干ししいたけなどの乾物店や干物や練物をはじめとする業務用食品卸店、お菓子や調味料など一般食品販売店、プラスチック容器など梱包資材の店など専門小売店があります。どの店も一般の店より格安に販売しているのが魅力です。
年末には、一般の方向けに「年末大市場祭あいほくマルシェ」が開催されます。全国から特産品が届き、お正月用品も卸価格で販売。キッチンカーも出店します。賢く美味しい物を手に入れてはいかがですか。

◆編集後記 まめうさ
市場の品物はどれも新鮮で、果物の甘い匂いも漂っていました。普段の買物とは違ってわくわくする体験です。昔、母と年末の買出しに来ていたっけ、と懐かしい記憶がよみがえり、今年はまた来よう!と思いました。

◇今回の取材先
愛北青果株式会社

問合せ:河内屋新田字上岩倉杁630
【電話】72・1141
営業時間:7時〜正午頃
休業日:日曜、祝日

・ホームページ
・インスタグラム
※詳しくは本紙18ページの二次元コードをご参照ください。

■年末大市場祭 あいほくマルシェ2024
日時:12月28日(土)~30日(月)
時間:午前8時頃~午後1時頃
場所:愛北総合食品卸売市場内
※少雨決行、荒天中止

全国から美味しいもの、素敵なものが大集結!お正月用品も卸価格で販売します。キッチンカーなども出店。毎年大好評の箱入りミカンの販売もあります。

■REPORT 249
◆「自分の夢」を描くコトから始めよう!
子どもたちの描く夢は、叶えられそうな夢、一人では叶えられない夢、助けてあげれば叶う夢などいろいろ。子どもたちの夢を全力で応援する尾張夢プロジェクトの代表・野呂真己さんに話を聞きました。

尾張夢プロジェクトは2019年に活動を開始しました。
きっかけは「幼稚園で子どもが自分の夢を話したら、お友達に叶うわけがないと言われたこと、そしてその話を友人にしたら同じ体験を持つ親が他にもいたこと」と、代表の野呂さんは話します。
『夢って叶わないわけではないんだよ。夢って大事なんだよ』という気持ちを伝えたくて、形にしたくてスタートしました。

▽どんなイベント?
子どもたちが夢を描いて作った作品の中から選ばれた1人の夢を叶えるという、まさに「実際に夢を叶えるイベント」です。
4回目を迎える今年度は、子どもたちの手形を押したカードに夢やイラストなどを描いてもらって会場に飾ります。多くの子どもたちが参加できるよう3、6、10月に同様のイベントを開催し、いろいろな夢を飾ってきました。12月22日には、今までに集まった全ての夢の中から今年の1つを選び出します。イベントではワークショップ以外にもマルシェや体験型ブースもあります。

▽本気で叶える
昨年は、パティシエになってお母さんにケーキを作りたいという夢。
どの夢も形だけ叶えるのではありません。
パティシエになるための講師を探し、ケーキの作り方を勉強することから始めます。作りたいケーキをデッサンし、子ども自身で、店の名前を決め、店名入りのユニフォームをオーダーメイド。
夢が叶った気分にさせるのではなく、本当に夢を叶えるために真剣に全力をつくしています。

▽夢は叶うという伝播
「夢とは将来の目標で、一つの光。目標がないと未来に向かって歩けない、そしてこの光を目指すことで辛いことがあっても乗り越えられる」と語る野呂さん。
子どもたちが自身の夢は何かと考え言葉にしたり、夢が叶うという体験談から「自分もできる」という高揚感を感じたり、自分も頑張ろうという気持ちが芽生えることが大切だと考えています。
「小牧を、夢を持ち、夢を語れる子どもたちがたくさんいる素敵なまちにしたい」と真剣なまなざしで話します。
小牧が大人も子どもも夢を語り、実現させることのできるまちになるのも遠くないかもしれません。

◆編集後記 ヤンメイ
パティシエのユニフォームは大人になっても着られるように工夫して作られているそうです。
今だけではなく、本当に将来を見据えた夢の叶え方だな、と感心しました。

◇今回の取材先
尾張夢プロジェクト

問合せ:owariyumeproject@gmail.com

■子供たちの夢を叶える 第4回尾張夢プロジェクト ~実際に夢を叶えるイベント~
日時:12月22日(日)
時間:午前11時~午後4時
場所:小牧山史跡公園

子どもたちが描いた夢の中から抽選で実際に夢を叶えるお手伝いをします。[手形アートに夢を描こう]の受付は午後3時まで。当選発表は午後3時30分からステージで行います。

※詳しくは本紙18ページから19ページ、またはPDF版をご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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