10月24日、小牧市上下水道事業経営審議会の萩原会長(本紙11ページ写真右)から山下市長に「下水道事業の適正な使用料収入について」の答申書が提出されました。
これは昨年7月に審議会へ諮問していたもので7回にわたる慎重な審議の結果、とりまとめられたものです。
●市では今後、答申を踏まえ方針を決定していきます。
▽答申の詳細は、ホームページをご確認ください。
※詳しくは本紙11ページの二次元コードをご参照ください。
◆答申書の内容 (概要)
令和4年度決算において、汚水処理に係る費用をどの程度使用料で賄っているかをあらわす指標である「経費回収率」が約59%と低く、不足分を一般会計で補っているため、使用料の改定が必要ですが、市民生活等への影響を考慮し、2回にわけて使用料改定を行うことが適当です。
▽スケジュール
・1回目は、令和7年10月に下水道使用料収入を約30%増加させる改定を行う。
・2回目は、1回目の改定から概ね3年後に経費回収率が100%となる改定を行う。
▽使用料体系
・下水道使用料改定における一般用の使用料体系は、2案を提示する。
▽附帯意見
・経営の合理化・効率化など一層の経営改善に取り組み、経営の安定化に努めること。
・料金改定後も、安定した事業運営のため、必要な審議や経営計画の見直しにより、適正な下水道使用料を検討すること。
問合先:上下水道経営課
【電話】79-1305
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