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え~もんみっけ!~市民レポーターのページ~

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

〔REPORT 230〕
■目指すは全国2連覇!小牧で見つけたビーチボールバレーの金メダリスト!
ビーチボールバレーというスポーツを聞いたことはありますか。昭和50年頃に富山県朝日町で誕生したスポーツで、ビーチボールを使用して行う4人制のバレーボールです。富山県で昨年9月に開かれた「第40回全国ビーチボール競技大会」女子40歳以上の部で優勝したチーム「シェイブ」のメンバーで、監督の三谷理恵さんとキャプテンの岡田真季さんに話を聞いてきました。

ビニール製のビーチボールを使って行うバレーボールで、1チーム4人で行います。バドミントン(ダブルス)コートと同じ広さのコートで、1セット9点先取で、3セット行い、勝敗を競います。小学生から高齢者まで「いつでも、どこでも、だれでも」手軽に楽しめるスポーツですが、競技として参加する場合、ボールの回転を利用した高度な技術や難易度の高いチームプレー、ハードな動きが要求されます。

▽ビーチボールに魅了され
学生時代にラクロス西日本選抜の代表メンバーにも選ばれていた岡田さんは、最初は魅力を感じなかったそうですが、勝てないのが悔しくて続けているうちに夢中になってしまったと話します。一方でバレーボールを続けてきたという三谷さんは、最初から面白さにハマったそう。2人に共通することは「負けず嫌いな性格!」なところ。

▽次はジャパンカップ優勝
昨年9月の全国大会に向けて、毎日の練習はもちろん、ジムでのトレーニングandマッサージ、食事のコントロール、相手チームや自分たちの試合中の動画を見て研究などを行い、並みいる競合を抑え優勝を手に入れました。
ただ『勝つこと』を目的にするのではなく、ルールを守りプレーすること、『スポーツマンシップ』を何よりもチームとして大切にしています。そんな思いから審判の資格も取得しました。
次に目指すは、愛知県代表として挑む「第30回ジャパンカップビーチボール選手権大会とやま・高岡大会」での優勝です。

▽現役で挑戦し続ける
三谷さんは「生涯現役です。体が許す限りはコートに立ち続けたいです」、岡田さんは「今の新メンバーでいけるところまでは現役でいきたい。現役でなくなっても、サポート業務でビーチボールバレーは長く続けていきたい」と語る二人です。これからのシェイブのさらなる活躍が楽しみです。そして、いつか小牧で体験会など開催してくれたら…と思います。

▽編集後記
つっきー
岡田さんは大草にあるsin.coffeeのオーナーで、三谷さんも一緒に働いています。コーヒーを頂きながらの取材で、店長の岡田さんのこだわりがつまったコーヒーは、香り高くとても美味しかったです。皆さんもぜひ一度飲んでみてください♪

▽今回の取材先
ビーチボールバレーチーム・シェイブ

〔REPORT 231〕
■夢を叶えてドイツでアメフト奮闘中!
現在、ドイツに留学中の野口慧斗さんは、小さい頃からアメリカンフットボール(以下、アメフト)選手になることが夢でした。夢を叶えて、まだ先を見続ける野口さんに「夢」を持つ大切さを聞いてきました。

外山幼稚園の卒園式のスピーチで「将来の夢はアメフト選手になること」と語りました。アメフトを題材にした漫画「アイシールド21」を読んだことがきっかけだったと話します。
小牧南小学校、応時中学校、千種高校とアメフトに関わることなく過ごしましたが、東京の大学に入学し、晴れてアメフト部に入部することができました。

▽ドイツに行くぞ!
大学4年を前に1年間、ドイツへ留学することに決めた野口さん。ドイツを選んだ理由は、環境問題に高い意識を持つ国で研究をすることですが、アメフトが盛んな国であったことも大きく影響したそうです。
早速、アメフトのセミプロチーム「アルゴイコメッツ」の入団試験を受け、メンバーに名を連ねることに…。
夢を実現させ、海外でも選手として活躍する野口さんは、アメフトの魅力を「戦術的で戦略的な動きで知的なスポーツであることですね。試合になるとアドレナリンで痛みも感じません」と、力強く語ります。
しかし、単身ドイツに向かった直後は、言葉が分からず、文化の違いなどもあり、凹んだり、早く1年が終わらないかなと思ったこともあるそうです。
今年3月に留学を終えて、日本に帰国する予定ですが、大学ではエースとしてアメフト部のレベルアップに努めたいと話す一方、日本の社会人アメフトリーグXリーグで活躍できるよう頑張ると意気込みを語ります。

▽夢を持ってほしい
引っ込み事案で、母親から離れなかったという子どもの頃。独立心旺盛な3歳年上の姉の姿を見て、格好いいなと思い、姉が目標だったと話します。しかし、今は自ら率先して、夢に向かって頑張っています。
小牧の子どもたちには「やめようかなと思うことはあるけれど、続けたら景色が変わると信じて頑張ってほしい。そして、世界を視野に入れて目標を持ってもらいたい。自分の故郷は小牧で、どこに行っても小牧を愛する気持ちは変わらないから」と、エールを送ります。
いつか、小牧で子ども向けのアメフト体験会を開いて、子どもたちの夢チャレンジの一歩になることを期待しています

▽編集後記
みくる
自分の原点は、外山幼稚園の裸足で駆け回っていた頃にあると笑って話してくれた野口さん。明るく前向きな姿は、まだまだできることがいっぱいある予感。頑張ってくださいね!

▽今回の取材先
野口慧斗さん

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