[情報PICK UP] 自治体経営改革推進計画 (令和5年度～8年度)を策定しました

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小牧市の行政改革は、「市民と行政の協働によるまちづくり」、「行政サービスの利便性・質の向上」、「効果的・効率的な行政運営の推進」、「健全財政の維持に向けた取組」により、市民の皆さんから信頼される市政運営を持続的に推進しています。
1月23日に開催した小牧市行政改革推進懇談会で委員の皆さんからいただいた意見も踏まえながら、自治体経営改革推進計画を策定しました。
その主な内容をご紹介します。

※行政改革推進懇談会議事録はこちら(本紙10ページの二次元コードをご参照ください。)

■市民と行政の協働によるまちづくり
◆協働によるまちづくりの環境を充実します
▽こまき市民交流テラス「ワクティブこまき」における支援体制の強化
団体の活動場所へ出向いて助言や支援を行うアウトリーチ事業など相談・助言機能の強化を図りつつ、市民活動の認知度向上、団体同士の情報共有や連携の場づくりに取り組むとともに、新たな担い手の育成に注力していきます。

◆地域コミュニティ活動を推進します
▽区長事務の負担軽減
区長連絡網アプリの活用など、デジタル化の推進を図るとともに、区長による申請書類の電子化を進めていきます。

◆情報共有を推進します
▽スマホ教室などの開催
デジタルデバイド(情報格差)の解消に向け、さまざまな開催形式のスマホ教室等(集合型教室、個別相談会、ふらっとスマホ相談会、出張型スマホ教室)を実施します。

■行政サービスの利便性・質の向上
◆利便性の高い市民サービスを提供します
▽オンライン手続きの拡充やプッシュ型行政サービスの導入
キャッシュレス決済を伴うオンライン申請の開始や、プッシュ型行政サービス(一人ひとりに合った行政機関などからのお知らせを表示する機能)の検討を行い、導入を目指していきます。

◆民間活力の活用や連携を推進します
▽課題提案型実証事業の推進
デジタルを活用して課題解決に取り組むテーマを選定し、その解決アイデアを事業者に募集することで、優れたアイデアを有する事業者とともに実証実験を実施していきます。

※計画の詳細はこちら(本紙11ページの二次元コードをご参照ください。)

■効果的・効率的な行政運営の推進
◆行政を取り巻く環境に即した人材マネジメントと組織体制の整備を行います
▽ワーク・ライフ・バランスの推進
勤務間インターバル制度の実施や、男性の育児休業等の取得率の向上などの環境整備を行うとともに、職員の健康維持増進に関する指針の作成を行います。

◆事業効果の高い施策形成に取り組みます
▽行政評価制度の推進
限られた経営資源のもと、効率的・効果的な行政運営を行うために、事務事業評価と施策評価の客観性を高めて実施し、事業の選択と集中を行っていきます。

◆内部統制の啓発を行います
▽信頼される市民サービスの提供
内部統制制度の必要な見直しと改善を重ねることで、より適正な事務の執行を図り、信頼に足る市民サービスの安定的、持続的、効率的かつ効果的な提供を目指します。

◆業務の改善・効率化を推進します
▽フリーアドレスの導入
フリーアドレスを導入することで、電子決裁やペーパーレス化を推進します。
さらに、職員が個人で保存しているマニュアルなどの電子化や共有化を行い、業務の効率化を図ります。

■健全財政の維持に向けた取組
◆受益者負担の適正化と歳入確保の強化を推進します
▽自主財源の確保・充実(こまき応援寄附金など)
こまき応援寄附金のお礼の品やふるさと納税ポータルサイトの数を拡大していくなど、寄附者の利便性向上や寄附促進を行い、寄附額の確保に向けた取組を継続、強化していきます。また、自主財源確保のため、新たな財源確保の検討を進めていきます。

◆歳出の削減と合理化を推進します
▽経常的経費の削減
コスト意識の徹底と費用対効果の検証を行い、行政評価と連動し、徹底した改善・見直しを行うことにより、経常的な経費の節減を行います。

◆健全で計画的な財政運営を推進します
▽基金や市債の計画的な活用
中・長期的な視点から基金や市債のバランスのとれた活用を行い、世代間の負担が偏ることのないよう、適切な基金および市債の活用に努めます。

◆計画的な公共ファシリティマネジメントを推進します
▽公共施設適正配置計画の見直し
小牧市公共施設適正配置計画に基づいた施設の配置や総量の適正化を進めるとともに、新たな小牧市公共施設適正配置計画の策定に向けた準備を進めます。

問合先：行政改革課
【電話】76-1156