期間:2024年7月13日(土) - 9月23日(月・休)
※8/19(月)に一部展示替えを行います。
■なつやすみ所蔵企画 展額縁のむこうのFRANCE -心惹かれる芸術の地-
20世紀の芸術に大きな影響を与え、「近代絵画の父」と呼ばれるフランスの画家・セザンヌ(1839-1906)。明るい陽光のなかに座る人物は、その素朴な様子から画家の故郷・南仏のプロヴァンス地方に住む農民の子供でしょう。
この作品にもみられる楕円形の組み合わせによる顔や帽子には、セザンヌの言葉としてよく引用される「自然において、すべては球形、円錐形、円筒形としてかたどられる」という一文が思いおこされます。光の存在を感じさせる塗り残し、空間を組み立てている一方向に揃えられた筆の跡や背景の四角の色面など、セザンヌの新しい技法は、キュビスムの画家にも影響を与えました。
※展覧会の会期、内容等が変更になることがあります。
※最新の情報はメナード美術館ホームページをご確認ください。
◆展覧会関連イベント
▽アーティスト・トーク「画家のまなざし-ベルサイユでの制作から」
申込先着:30名 *7/13(土)10:00より申込受付開始
本展出品作家でフランス在住の鈴木宗樹氏によるトークイベント
日時:9/16(月・祝) 14:00~(約90分)
話し手:鈴木宗樹氏 (画家)
会場:アネックス・ホール (別館)・展示室
*当日の入館券が必要
*申込方法等の詳細はホームページをご確認ください。
※詳しくは本紙13ページまたはPDF版をご覧ください。
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