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自治体の皆さまへ

え~もんみっけ! ~市民レポーターのページ~ 特別企画(1)

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

■山下史守朗(しずお)市長へのインタビュー
◆もっと活力ある小牧にしたい

かおりん:他市の方に小牧の推しをアピールするとしたら、どんなところですか。

市長:小牧を全然知らない人には、やはり「小牧山」だと思います。市民アンケートでも「小牧山」が市のシンボルだという人の数がかなりありますから。
歴史的にも、小牧の成り立ちは、原野だった場所に1563年、織田信長が城を築き、城下町をつくり、神明社をつくりました。
後に、徳川家になって街道・宿場町が整備されてきたという歴史があります。「れきしるこまき」、「小牧山歴史館」のリニューアル、石垣復元など整備が進み、「また、来てみたいな」という市民の皆さんや観光客の方の期待に応えられるようになってきました。

▽小牧神明社の連理木がいいね
他にも他市の方にPRしたいところはたくさんありますが、その中で最近、私が注目しているのは「小牧神明社の連理木」です。
とても珍しい木で、パワースポットになるのではないかと思っています。

にゃびっと:市長の仕事は忙しいと思いますが、健康づくりのために普段、やっていることはありますか。

市長:健康の秘訣は「食事・睡眠・運動」です。最近はお酒を控えています。以前はお酒は好きな方で結構、飲んでいたのですが、近年の研究では「酒は百薬の長」ではなく、一滴も飲まない方が健康によいと立証されているようで、それを聞いてセーブするようにしています。
運動については、できるだけ歩くように心がけています。なかなか公務で時間が取れないこともありますが、昼食後に市長室の中をぐるぐる歩いています。(笑)
「健康づくり」も仕事のうちと思って、頑張っています。また最近では、会議中にバランスボールに座ったり、立って会議をしています。立って会議をすると、無意識のうちに効率的に会議を進められる効果もあります。
あと、小牧市は令和5年に経済産業省の「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に尾張地域では唯一の自治体として認定されました。

あんみつ:子どもの頃にしていたスポーツや、力をいれていたことはありますか。

市長:小学校の時は吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。市民まつりのパレードにも参加しましたよ。中学校は剣道部、高校は器械体操部に所属しており、バク転とかバク宙とかやっていました。

▽ずっと自治活動に注力
小学校の児童会長をはじめ、中学・高校でも生徒会、大学でも自治活動に携わってきました。そして今も市長として、自治活動に関わっています。
また、子どもの頃は、ずっと読書が大好きで、特に小中学校時代は本さえあれば幸せでした。

つっきー:市民会館が大規模工事を行っていますが、どこが新しくなったのでしょうか。

市長:空調関係やトイレの改修等の工事のほか、皆さんが見える範囲では、公民館の講堂とロビー展示場を改修し、展示場として一体的に利用できるようにしました。展示場には、レイアウトできる可動式間仕切りやLED照明も設置し、大きな絵や長い書など、さまざまな作品を数多く、きれいに展示できるようにしました。
あとは、大きいわけではないですが、新しく防音機能を備えた音楽スタジオを増設しました。

ヤンメイ:今後、ますます増えていく高齢者世帯・高齢者のみ世帯への支援、特にインターネットの活用など、どのように考えていますか。

市長:市では、高齢者の外出支援に力を入れてきました。巡回バスの充実や、地域の高齢者サロンをつくって、体操をしたり、お茶を飲みながらおしゃべりしたりと、できるだけ外出する機会を提供してきました。最近では、買い物支援協定を締結し、移動販売の充実を図っています。
また、高齢者の見守りに関しては、いろいろな取組をしています。高齢者に地域活動に参加してもらうことで、高齢者自身も元気になり、互いに支え、支えられる仕組みを構築し、活力ある高齢社会の小牧モデルをつくっていきたいと考えています。
ただ、行政は家の中にまでは入っていけないので、デジタル技術をうまく活用した事例などを研究し、さらに充実させていく必要があります。例えば、見守りロボットを活用して自宅で会話ができると、認知症予防にも効果があるかもしれませんね。

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