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SDGSあれこれページ

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

ニュースなどで聞くけれど、あまりよく知らないSDGsに関するキーワード。
そんなキーワードを事例を交えて解説・紹介していきます!

■今月のピックアップキーワード
▽インクルーシブ防災
インクルーシブ防災は、障がい者や高齢者などあらゆる人を取り残さない防災の考え方です。
H27/3/14~18まで、宮城県仙台市で開催された第3回国連防災世界会議にて大きく取り上げられた「障害者と防災」につながるキーワードです。
この会議で採択された今後の防災における指針「仙台防災枠組2015-2030」では、国が防災・減災に関する全体の責任を持つものの、しなやかで力強いコミュニティづくりや全員参加型の防災・減災対策を進めるためには女性や子ども、若者たち、高齢者、障がい者などさまざまな立場の人が重要な役割を担っていることが強調されました。
インクルーシブ防災を実現するためには、防災に障がい者などの視点を取り入れ、地域や社会全体が障がい者などを包摂し、支えていくとともに、障がい者などが自ら主体的役割を果たしていく仕組みづくりが必要になります。

■取組ピックアップ
▽こまき・まな防災
R6/11/23~24に、小牧小学校にて「こまき・まな防災」が開催されました。
この取組は、市の中心市街地活性化を目的として市が主催し、市民が中心となって企画・運営等を行う「コマナカmeet」の1つのプロジェクトとして、もっと多くの人に防災のことを知ってほしい!という目的で集まった皆さんによりお昼の部と夜の部に分かれて実施されました。
お昼の部では防災の最初の一歩を踏み出してもらえるよう、パラコードのアクセサリー作りや備蓄倉庫の見学など、親子向けの楽しいコンテンツが盛りだくさんの内容でした。一方、夜の部は「参加者のマイカーで車中泊をしよう」という取組を実施。被災時のことを想定しながら、各自が貴重な体験をしました。

◇参加者の声
まな防災を実施した[防災共創プロジェクト]リーダーの山下暁さんは、「プロジェクトを始める前は、防災バッグと非常食を備えればいいという漠然とした防災意識であったが、プロジェクトの検討を進めていく上で、食べるものだけではなく、ペットの居場所や寝るところなどさまざまなものに備えないといけないと防災対策の深さを感じました。
そして、自分自身も含め多くの方が防災対策をしなければと思いながらできていないと、実感しました。そういった方たちに、「行って楽しかった」で終わらずに、防災意識を0⇒1に繋げられるイベントを実施できて良かったです」と話してくれました。
(山下 暁さん)

[主催・運営]
小牧市、コマナカmeet防災共創プロジェクト、こまき市民活動ネットワーク

・LINE
・メール
※本紙28ページの二次元コードをご参照ください。

問合先:こまき市民活動ネットワーク
【電話】54-2811【メール】komaki.civic-net@npo-komaki.net

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