■今回のテーマ
生命保険は引き受け症例が変わることがあります。
事例(1)
10年以上前に契約したがん保険。その時はどんながんでも保険金が下りるという説明だったと思う。しかし、今回申請したら、医学の発達で自分の場合は該当しないと言われた。長い期間支払いをしていたのに納得できない。
事例(2)
若い頃入った養老保険。満期になったらこのくらいの金額と示されたが、実際にはちっとも増えていない。約款や契約書に書いてある、確定ではないなどと言われた。外交員はとても親切で良い人だったので信用してしまった。腹が立って解約しようと思う。
・長期にわたる保険は、世情が変わると条件も変わることがあります。時々、見直しておくことも大切です。
・商品ではなく人を信用してしまい、よく確かめず契約に至ることは、生命保険だけでなく、よくあることです。生命保険は、約款が全てです。よく読む、説明を聞く、分からないまま契約しないことが大切です。
・就職してすぐの新入社員は「いくらなら払える? 任せて」などと、勧誘されることもあるようです。自分に合った保険を確認し、いらない特約まで付けてしまわないよう注意が必要です。
・慌てて解約はせず、消費生活センターへご相談ください。確認のお手伝いやアドバイス、保険の中立の相談窓口にも相談できます。
困ったときは一人で悩まず、早めに市の消費生活相談や県の消費生活総合センター(【電話】052-962-0999)、消費者ホットライン188に相談してください。
○ポイント
時々、契約している生命保険の見直しをしましょう。
市の消費生活相談(【電話】53-2111)
日時:月・水・金曜日 午前9時~正午 火・木曜日 午後1時~4時
場所:市役所 消費生活センター
※相談には時間を要しますので、お早めにお越しください
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