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自治体の皆さまへ

特集 命を守り合う安全 あなたの手で

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愛知県尾張旭市

市では、市内全てのコンビニエンスストアへのAEDの設置や市内小・中学校での応急手当講習の実施など、「いつでも・だれでもAEDが使える環境の整備」を進めています。

■AEDはなぜ必要なの?
心肺停止傷病者には、心肺蘇生法とAEDによる電気ショックを実施する必要があるためです。心肺停止傷病者の救命率は、電気ショックが1分遅れるごとに7~10%低下するため、一刻も早く電気ショックが必要です。

○AEDの使い方
本紙下記二次元コードからAEDの使い方をご覧いただけます。

○市内設置済みAED
本紙写真をご覧ください。

■救命ボランティア
AEDを有効に活用するため、119番通報とスマホアプリを連携させ、現場付近に居合わせた救命ボランティアがAEDを持って駆け付ける取り組みを実施しています。
現在約180人の市民のかたと約230人の市の職員などが参加しています。

▼救命ボランティアの活動イメージ
1.心肺停止発生
・発見者が119番通報をする
2.近くの救命ボランティアのスマホに救助指令通知が届く
3.現場にAEDを持っていく
4.救急隊到着まで応急手当てを実施

※救命ボランティアについては本紙2次元コードをご覧ください。

▼救命ボランティアとして活動するためには
事前にアプリの取り扱い方法や個人情報保護などについて学ぶ救命ボランティア講習会を受講する必要があります。

○開催日時
日時:6月25日(日)午前9時から
参加要件:次の要件を全て満たすかた
・市内在住・在勤・在学で18歳以上
・スマホ(OS:iOS9.0以降、Android4.4以降)を持っている
申し込み方法:本紙右記二次元コードからか電話で
その他:
・受講にはスマホが必要
・応急手当講習も含む

▼救命ボランティアの声
・少しでも誰かの役に立てればと思い登録しました。自分の住んでいるまちでこのような取り組みがなされていて、市民も安心して暮らせるだろうなと思いました。(40代男性)
・アプリの操作も簡単で安心しました。駆け付けることが可能なときは、積極的に行動したいと思います。(30代女性)

■スマホアプリ「AED GO」
「AED GO」を使って、救急車の到着前に素早くAEDを用意し、助かる命を増やしましょう。

▼アプリでできること(※対象は市内)
・近くにあるAEDの位置の確認
○さらに、救命ボランティアに登録すると
・心肺停止発生現場の場所とそこまでの経路の表示
・現場までの距離の表示

▼いつでも使用できるAEDがどこにあるのか確認を
市内には、コンビニエンスストア全店や公共施設、民間施設など全168カ所、24時間365日使用できるAEDを設置している施設は62カ所あります。尾張旭市は、お互いの命を守り合うことができる態勢が整っている市です。ぜひどこにAEDがあるのか「AED GO」でご確認ください。

▼急車到着までに居合わせたかたが応急手当てを行えば、救命率は2~3倍に上がるといわれています。ぜひ一人でも多くのかたにアプリをインストールしていただきたいです。

※AEDマークは本紙にてご確認ください。

■QandA
Q.救命ボランティアになったりアプリをインストールしたりすると絶対に現場に行かなければならないの?
A.必ず行かなければならないわけではありません。
アプリの通知が届いたとき、学校や仕事、用事など現場の近くにいても協力できない場合もあると思います。通知に表示される「はい」「いいえ」から意思表示をお願いします。

Q.AEDを持って駆け付けても慌ててうまく使用できなかった場合、訴えられることはある?
A.責任を問われることはありません。
法律で、「蘇生処置を実施した際に発生した損害を賠償する責任を負わない」とされています。心配せず活動していただいて大丈夫です。

○「AED GO」アプリのインストールをお願いします
本紙二次元コードをご覧ください。(iPhone又はandroidにてアクセスください)

問い合わせ先:消防本部消防総務課消防整備係
【電話】51-0860

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