■尾張旭市長 柴田 浩
明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、新しい年をつつがなくお迎えのこととお喜び申し上げます。日頃から、市政運営に対し温かいご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
昨年2月の市長就任以来、まずは多くの市民や各種団体、事業者の皆さまとの触れ合いや対話を通じ、事業の重要性や課題の把握に努めてまいりました。特に、長く続いたコロナ禍が落ち着く中で、多くのイベントなどが復活開催されたことで、皆さまとの実りある交流を重ねられたことは、新人市長の私にとっては幸運でした。
こうして直接足を運ぶことで得た肌感覚を大切にしながら、優先度を見極め、メリハリの利いた市政運営を心掛けてまいりました。こども子育て施設の改修や旭色プロジェクトの推進、深刻な物価高騰に対する支援事業などを実施したほか、本市の最重要課題である三郷駅周辺まちづくり事業では、再開発組合が7月に設立されたことで、引き続きの組合への事業支援とともに、まち育てプロジェクトのまちづくり支援を推進してまいります。
印象深い出来事では、総合防災訓練で初の「ペット同行避難訓練」を行い、家族同様のペットも安心して一緒に避難できる方策について検討を行いました。
さらに、「チャレンジ事業」という庁内の取り組みをスタートさせました。特に若手職員から新たな発想や斬新なアイデアを募ることで、全職員の意欲を喚起し、「チャレンジする職場風土」作りに努めてまいりました。既に、多くの事業に着手しており、今後もスピード感をもって実行することで、多様な目に見える成果へと取り組んでまいります。
本年は、長期的なまちづくりの指針となる第六次総合計画の始期にあたる年になります。これまで、市民参画を中心とした計画策定を進めてまいりました。今後のまちづくりは、行政のみではなく、市民や事業者の皆さまの協力が不可欠であり、その方向性を共有することで、「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」の実現へつなげたいと考えております。
結びにあたり、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。
■尾張旭市議会議長 丸山 幸子
新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。平素は、市議会に対して格別のご支援とご理解を賜り、厚く御礼を申し上げます。
昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が、「5類感染症」に位置付けられ、私たちを取り巻く環境が前向きに大きく転換した1年でございました。人流や物流が格段に増え、市内でも多くのイベントがコロナ禍前のように開催されるようになり、何より、市民の皆さまの笑顔に触れる機会が増えましたことに、大きな喜びを感じております。
本市議会におきましては、4年に一度の改選が行われ、20人の議員が市民の皆さまの信託を受け、新たな体制で始動いたしました。議員一同、議会の役割と責務を自覚し、決意を新たにしたところでございます。
改選後の1年目の年ではありましたが、本市議会の議会運営および議会活動の基本原則を明文化した議会基本条例の見直しを進める一方、7月からは、議会基本条例に明記されている議会改革に総合的、長期的に取り組むため、議会みらい創造特別委員会を設置し、令和6年にかけて、まさに今、継続的に調査研究を行っているところでございます。これを契機とし、行政機関への監査機能の一層の強化や市の課題に対する積極的な政策立案など、市民福祉のさらなる向上につなげるべく、まい進してまいります。
今年は、社会がコロナ禍前の日常を取り戻している一方、物価高騰、2024年問題など早急に対応すべき課題が山積しております。
私たちは、市民の皆さまの暮らしを守ることを第一に、期待と信頼に応える議会を目指し、議員一同、誠心誠意尽力する所存でございますので、どうか本年も相変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、新しい年が皆さまにとって、笑顔あふれる素晴らしい年になりますよう心より祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
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