■輪島市派遣職員レポートvol.1 ID:36386
9/1から被災地支援のため、本市職員を石川県輪島市役所に派遣しています。派遣職員から、現地の様子などを報告します。
輪島市では、昔ながらの木造の家屋、土蔵や納屋などの建物が多く、地震の影響で1階部分が倒壊した建物が、震災から6カ月が経った現在も、町中で散見されます。
私は、輪島市役所で、公費解体業務に従事しています。公費解体業務とは、そういった被災家屋などについて、二次災害の防止と被災者の負担軽減を図り、生活再建支援につなげるため、輪島市が所有者に代わって解体・撤去などを実施するものです。申請には必要書類が多く、集めるだけでひと苦労で、スムーズに申請が終わるケースはあまりありません。また、申請が受理されてからも解体開始が来年の予定で、解体が終わって更地になるまではかなりの時間がかかります。
また、9月に豪雨の被害も受けました。市役所前の橋には、大きな流木が大量に引っかかっており、氾濫した河川から土石流が道路中にあふれていました。変わり果てたまちの姿をただ眺めることしかできず、やりきれない気持ちでした。
最近は、地元の飲食店やスーパーなどが再開したりと、少しずつではありますが復興への兆しが見えてきています。今後も輪島市の復興への様子をお伝えしたいと思います。
(派遣職員 河内屋)
問合せ:広報戦略課
【電話】76-8106
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