■古巣はありがたや
4月18日、名古屋鉄道(株)との間で、地域活性化包括連携協定を締結しました。内容は、同社の関連会社も含めた連携とし、まちづくりやにぎわい創出など、おおよそ思いつくもの全てを網羅できるよう多岐にわたります。
同社では、春から「瀬戸線沿線価値向上プロジェクト」が始動し、ハイキングなどのイベントは既に実績がありますし、ふるさと納税のコラボ企画も検討しています。また旅行会社には早速6月から、おいしい紅茶のお店を組み込んだ着地型観光商品を販売してもらっています。その他、バスやタクシ一会社とは、社会実証実験の打ち合わせを重ねています。具体化の発表を、楽しみにお待ちください。
さて、同社の副社長であった自身のキャリアを思うと、この日は個人的にも感慨深く、市長就任1年の集大成とも捉えています。それにしても不思議な縁、運命の巡り合わせを感じます。
当日は、副社長の鈴木清美氏が社長の代理で来庁してくれました。彼には鉄道事業本部長の前職時も、三郷駅周辺まちづくり事業でお世話になっていました。4月からは「代表取締役副社長執行役員 地域活性化推進本部長」と、少々長い役職に就かれての初の大仕事?となり、今後は本市のカウンターパートとなってもらえます。大変、うれしく光栄に思っています。
昨年来、こうした協定は中日ドラゴンズを皮切りに、多くの企業・団体・大学と積極的に締結を行ってまいりました。
まずは、矢継ぎ早に種まきをしたということです。すぐに芽が出て、茎が伸び、葉が茂り、花が咲きます。うまく育てば、立派な実がなるはず。市民の皆さまと一緒に、大きな果実を収穫できることを願っています。きっと、おいしいですよ。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>