「健康都市 尾張旭」に住む子どもから高齢のかた、皆さんにとっての「健康」とは?
健康都市を支えてくれるかたがたの想いとは?
からだ・こころ・まちの健康づくりに取り組んでいる皆さんにお話を伺いました。
■あなたにとっての「健康」とは
切磋琢磨できる仲間とともに大好きな陸上をすること
ー小さいころからの運動がこころを育ててくれたー
旭野高校陸上部で、ハンマー投げの選手として活躍する脇田さんに「健康」について伺いました。
旭野高校陸上部2年生 脇田晃介さん
「ずっと運動が好きで、投げることに魅了された」
小学1年生から陸上を始めて、4年生のときにジャベリックボール投げという競技に出会いました。そこから徐々に投げることに魅力を感じ、旭中学校ではジャベリックスローや砲丸投げをしていました。そして、高校でハンマー投げを始めたら、その面白さに魅了されました。陸上は個人競技ですが、練習中はアドバイスをし合ったり合宿をしたりと、仲間がいるだけでやりがいも楽しさも全然違ってきます。今では、後輩の成長を見るのもとても楽しいです。
「からだを動かすと、こころの成長にもつながる」
小さいころから運動をしていたおかげで、感情表現が豊かになったと思います。仲間からは、スポーツのときは目の色が変わると言われるくらい感情が表に出ます。また、ずっと勉強していたり家にこもったりしていると気持ちが落ちたりしますが、からだを動かすと気持ちが晴れてストレス解消になっています。
陸上は、いつ始めても伸びる可能性のある競技でとても楽しいです。大学でも陸上を続けていきたいです。
●子どもの体力が減少
スポーツ庁が全国の小・中学生を対象に行った調査では、子どもの体力が年々減少しています。
※出典 全国体力・運動能力、運動習慣等調査(スポーツ庁)
○子どものころから、からだを動かす習慣を付けましょう!
幼少期からの運動は、さまざまな好影響を与えることが分かっています。
・体力・運動能力の向上
・健康的なからだの育成
・意欲的なこころの育成
・社会適応力の発達
・認知的機能の発達
■あなたにとっての「健康」とは
自然豊かな公園に遊びに行くこと
ー気付いたら、からだもこころも健康にー
よくいろいろな公園に出かける、岡さん親子と稲葉さん親子に「健康」について伺いました。
岡修平さん・枝里さん
優衣奈ちゃん・華蓮ちゃん
「公園で、いろいろなかたと交流が生まれる」
近所に、芝生や遊具の違いなどそれぞれ特徴のある公園があるため、子どもと気分に合わせて、からだを動かしに行くことが楽しいです。ごみが落ちておらず、きれいに整備されているので、安心して子どもを連れていけます。また、公園で高齢のかたが声をかけてくれたり、公園に行く途中で近所のかたとも話すようになったり、いろいろな世代のかたと交流が広がりうれしいです。交流を続けながら、子どもが大きくなってからも、公園にウオーキングなどに来て、からだもこころも健康でいたいです。
稲葉澪さん・陽音ちゃん
「こころにゆとりができた、公園はなくてはならない場所」
夫が自然が好きで、緑や公園の多い尾張旭市に引っ越してきましたが、当時はコロナ禍でなかなか外に出られず、親子共にストレスがたまっていました。今ではほぼ毎日公園に行き、走り回ることで筋力もつき、しっかり食べて早く寝るので、からだに良く、楽しく過ごしています。また、初めての子育てで不安でしたが、公園で同じ年齢の子を持つかたと友達になれて、自然に触れてこころ癒やされ、ゆとりができ、自分も明るくなりました。公園に行くとこころから健康になれます。これからもずっと来たいです。
●市域に占める緑地は約40%!
市内には、気軽に豊かな自然と触れ合うことができる公園や緑地が点在しています。
○公園(県営を含む)は100カ所以上! ID:9971
大小さまざまな公園が点在しており、安らぎや憩い、地域のコミュニティ活動の場となっています。
○ウオーキングコースを楽しめる A-map(ええまっぷ) ID:1723
緑を楽しみながら安全に歩くことができる12のウオーキングコースを設け、各コースの見どころなどをまとめた冊子A-mapを発行しています。
健康に歩くポイントや途中で立ち寄れる「おいしい紅茶の店」なども紹介!
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