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ほけんだより

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福島県柳津町

■命にかかわる心筋梗塞・狭心症-生活習慣の改善で予防しよう-
福島県は急性心筋梗塞で亡くなる割合が全国1位です。柳津町も心筋梗塞で亡くなる方が全国平均の1.8倍となっています。心筋梗塞は狭心症と共に虚血性心疾患と呼ばれ、心臓へ栄養や酸素を届ける血管が詰まることで引き起こされます。原因の多くは動脈硬化といわれており、その危険因子が生活習慣病や肥満、喫煙などであるため、虚血性心疾患は生活習慣を改善することで予防が可能であるといえます。予防可能な虚血性心疾患で亡くなる方が少しでも減少するよう、今回から1年間、虚血性心疾患について連載していきます。


参照:人口動態特殊報告H25-29(単位:%)

急性心筋梗塞により死亡する割合が全国で最も少ない熊本県と比較すると、福島県は男女ともに4倍近く多い。
※SMR 全国平均を100とした場合の死亡割合。

▽第1回の今回は、まず心臓のおはなしです。
「心臓は全身の細胞に血液を送り、細胞が生きるために必要な酸素や栄養を届けており、生きていくためにはなくてはならない臓器です。」
「心臓ってどこにあるの?大きさは?」
「ほぼ胸の中心にあって、大きさは握りこぶし大といわれています。大人で250g~300g程度。ちなみに、生まれたての赤ちゃんはクルミくらいの大きさで20~35g程度の重さです。」
「心臓ってどうやって動いているのかな?」
「心臓には「心筋」といって、脳の命令と関係なしに動く筋肉があります。心筋が収縮したり拡張したりすることで心臓は動いています。その心筋が動くために必要な栄養や酸素を、心筋細胞の一つ一つに届ける血管が“冠動脈”といわれる血管です。」
「冠動脈って?」
「冠動脈については次号でお伝えします。」

※詳細は、本紙またはPDF版21ページをご覧ください。

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