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[特集2] どうなる!? 岡崎の部活動 ~地域ブロック部活動で中学生のやりたいを実現!~

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愛知県岡崎市

少子化や子どものニーズの多様化により、部員が集まらず活動を継続できない部活動や、部活動の種類が少なく本来取り組みたい部活動に入部できない子どもたちもいます。
そこで、今年度から本市では中学校の部活動を、中学校単位ではなく、近隣の学校をブロック化した「地域ブロック部活動」へと、段階的に転換していきます。

1)“地域ブロック部活動”ってなに?
市内20の中学校を最大8つのブロックに分け、近隣の学校ブロック単位で行う部活動のこと

◆こんなメリットがある!
・市内にあるすべての部活動へ入部できる!
・企業との連携により、トップアスリートから直接指導を受けられることも!
・学校だけでなく、公共施設も活用でき、さらに恵まれた環境下で活動可能に!

自分の学校に野球部がなくても、同じブロック内にある野球部に入部OK
弓道やアーチェリーのように市内に1校しかない部活動でも入部OK

▽葵中学校 杉浦 彩輝(さいき)さん〔アーチェリー部〕
小学生の頃から憧れていたアーチェリーを部活動でできるようになり、とても嬉しいです!

▽甲山中学校 宇田川 杏蒔(あんじ)さん〔弓道部〕
地域ブロック部活動の話を聞き、すぐに申し込みました。
新しい仲間たちと練習に励み、早く上手になりたいです!

2)“地域ブロック部活動”へ どうやって移行していくの?
岡崎モデル「3段階プラン」として、令和5年度から7年度の「子どもの地域移行」、令和8年度から10年度の「活動の地域移行」、令和11年度以降の「運営の地域移行」と段階的に移行します。この3つの段階を踏むことにより、様々な問題を段階的に解決していきます。

■岡崎モデル[3段階プラン] 令和5年~令和11年以降
◆学校管理下内
◇第1段階 子どもの地域移行
・中学校単位の部活動を段階的に地域ブロック部活動へ移行
令和5年度新チームから…アーチェリー、弓道
令和6年度新チームから(令和5年度に加え)…ソフトボール、ハンドボール、柔道
令和7年度新チームから(令和5・6年度に加え)…ソフトテニス、陸上、サッカー、剣道、野球、卓球、バスケットボール、バレーボール、吹奏楽、合唱、オーケストラ
※水泳は、地域スポーツ活動へ移行

・比較的設置数の少ない部活動から段階的に地域ブロック部活動へ移行する。
・指導は、各校の顧問や部活動指導員が行う。
・活動は、原則休日に行う。

◆学校管理下外
◇第2段階 活動の地域移行
・学校管理下外での活動を目指して、様々な条件整備を推進
学校施設活用型
公共施設活用型
美術、パソコンなどの文化部は、段階的に地域で行われる教室・講座などの社会文化活動に移行

◇第3段階 運営の地域移行
・地域ブロック部活動を段階的に外部の運営主体へ移行
岡崎市地域ブロック運営本部(NPO)(仮称)の設置
外部委託業者の選定

※国の方針が変更された場合や子どもや家庭、地域のニーズに大きな変動があった場合は、内容を見直し、必要に応じて修正します。

※詳しくは本紙をご覧ください。

3)よくある質問
Q1.どこで活動するの?
A1.部活動ごとに異なりますが、学校施設や公共施設での活動になります。

Q2.どのような手段で活動場所まで行くの?
A2.保護者の判断のもとで、保護者による送迎や自転車、公共交通機関などを利用します。

Q3.大会やコンクールには出場できるの?
A3.大会やコンクールにはブロック単位で出場できます。

※その他のQ and Aは本紙二次元コードから

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