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Story わたし物語

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愛知県岡崎市

◆「大門のしめ縄」の魅力をこの地域へ!
大門〆縄協同組合(だいもんしめなわきょうどうくみあい)

大門のしめ縄は約130年前から大門地区で受け継がれてきた伝統産業で、1本ずつ手作りのまごころあふれるしめ縄です。岡崎の地域ブランドとしての誇りについても伺いました。

▽しめ縄製造でこだわっていることは?
政幸さん:何度も乾燥機に入れて十分に乾燥させたり、空調管理された場所で保管することで色と香りを維持させています。大門では、市内で初めて穂ができる前の稲でしめ縄を作り始め、県内有数の産地として発展しました。
彩華さん:稲の長さは用途によって異なるので、それぞれの長さを揃える作業を担当しています。綯(な)う※にはまずこの作業が必要で、速く、正確に作業することを心掛けています。また、稲わらの中に混じった雑草や色の悪いわらを抜いて、綺麗なものだけにします。お客様の目には見えない作業ですが、ここで良いものを揃えないと品質に関わるので「極み」だと思って取り組んでいます。

▽大門のしめ縄の特徴
政幸さん:大門のしめ縄は令和元年に地域団体商標として特許庁に登録をさせていただき、しめ縄売り場に並んでいる多くの輸入品や他の国産品と区別ができるようになっています。お客様からは「大門のしめ縄は色が良い」とおっしゃっていただき、とてもうれしいことだと感じています。

▽出荷・販売について
政幸さん:10月下旬から市場(しじょう)に出荷し、お客さんに手に取ってもらえるのは12月に入ってからになると思います。ありがたいことに年末には売り切れてしまうこともあるので、見つけたら早めのご購入を。

▽今後の目標は?
政幸さん:まずは皆さんに大門のしめ縄に興味を持ってもらい、実際に手に取ってもらいたいです。ものを売るだけではなく、ブランドを強化する仕掛けも考え、これからも「大門のしめ縄」を選んでもらえるように大門のしめ縄の魅力をこの地域に広めていきたいと思います。

※綯(な)う…稲わらなどの材料を手でねじって、しめ縄を作る作業
※おでかけミーティング(大門〆縄協同組合)の内容は本紙二次元コードから

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