文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集2] 授業が変わる!学びのインターフェイスとしての「電子黒板」の活用

4/52

愛知県岡崎市

電子黒板はテレビとは違い、書き込みやプレゼンテーション、データの保存など、授業で子どもたちの理解を助け、学びを深めるための機能が備わっています。
岡崎市では、令和4年度に中学校、令和5年度に小学校高学年(4~6年生)の教室に電子黒板を整備し、子どもたちの「Myタブレット」(iPad)との画面共有や、教室や学校の枠を超えたオンライン授業を行うなど、子どもたちが学習をつなぎ、広げる「学びのインターフェイス」として活用を進めています。

■電子黒板は岡崎版GIGAスクールを拡充する重要なツール!
GIGAスクール構想…令和元年12月に始まった、学校での一人一台端末と通信ネットワークを整備する国の施策
「授業改善」
「個別最適な学び」
「教育DX」

・わかりやすい情報提示…視覚的・聴覚的にわかりやすく情報を提示
・オンライン双方向授業…教室・学校の枠を越えた学び合い
・主体的な学び…子どもによる操作やプレゼンテーション
・協働的な学びの足掛かり…一人ひとりの考えを全体に可視化
・学習データの保存…一人ひとりの考えをデータにして保存
・「Myタブレット」との連携…自分の端末からみんなにデータを共有
・デジタル教科書…動画や音声で理解の深まり
・プログラミング学習…試行錯誤で論理的思考を育成
・デジタルドリルの活用…子どもたちへのドリル問題の配付や、個々の進度の確認

○子どもたち一人ひとりの個性+岡崎版GIGAスクール→誰一人取り残さない学びの実現

■voice 電子黒板を活用した現場の声
『Teacher』
電子黒板になってから子どもたちがさらに意欲的な姿勢で授業に参加していると感じます。自分の教科書がそのまま電子黒板に映っていることで「自分が今何をやるのか、どこを見たらいいか」が分かりやすいんだと思います。
根石小学校6年担任 西澤 由貴子先生

子どもたちが自分で画面を拡大させたりマーカーを使って主体的に説明したりする姿にとても感心しています。また、黒板に書いたデータは保存でき、前回の授業の振り返りもしやすく、思考が途切れることなく学習できます。
根石小学校5年担任 貝沼 友香先生

『Student』
前に立って自分で画面を操作しながら説明をするよ!(伊藤)
電子黒板は自由に移動できるから、どの席からも見やすい場所に動かして、使うことができるよ。(野崎)
根石小学校6年 伊藤 ひかりさん・野崎 愛奈さん

画面が大きいので、理科や社会の授業で、グラフや図、写真がとても見やすいよ!(峯澤)
授業では自分でペンを使って電子黒板に文字を書いているよ!ペンも書きやすいです!(髙橋)
根石小学校5年 峯澤 咲帆さん・髙橋 凜さん

数学の授業で、図形を回転させて他の角度からも見ることができるようになって「分かりやすい!」と感じました。
甲山中学校3年 近藤 宗城(むねなり)さん

テストの解説では先生がipadに表示させたテスト用紙を電子黒板にミラーリングし解説してくれます。たくさんの色が使えるので、画面を見るだけでパッと情報が入ってきます。
甲山中学校3年 榎本 怜奈(れいな)さん

■おかざきッズ・MIRAIオンラインセミナー
6,000人を超える小中学生が、研究者とライブで最先端の研究を学ぶ!
岡崎市の小中学生は、日本中の研究機関と学術通信ネットワーク(SINET(サイネット)で結ばれた「MIRAIオンラインセミナー」に、年に数回参加しています。
セミナーはSINET接続の強みを活かして、高速・大容量の双方向通信で行われ、子どもたちは大画面の電子黒板に映った臨場感ある映像を見ながら、講師の出すクイズに答えたり、直接質問したりして、興味をもって最先端の研究を学んでいます。
教育ネットワークをSINETに接続している市町村は、東海地方では岡崎市のみです。
(2023年4月1日現在)

▽令和5年度に実施した「MIRAIオンラインセミナー」

問合せ:教育政策課
【電話】23-6622【FAX】23-6558

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU