文字サイズ
自治体の皆さまへ

Story わたし物語

25/54

愛知県岡崎市

■人を育てる そして、選手に寄り添う
・細井 太郎(ほそいたろう)さん
岡崎市陸上競技協会 副理事長
第16回愛知県市町村対抗駅伝競走大会 岡崎市監督
岡崎市立南中学校 陸上部顧問

「勝ちたい!そう強く思った」と大会にかけてきた思いを熱く語ったのは、令和5年12月2日に開催された第16回愛知県市町村対抗駅伝競走大会で岡崎市の監督を務めた細井太郎さん。各市町村の選抜選手でチームを結成し襷(たすき)をつなぐこの大会で、岡崎市は見事優勝し、2連覇を達成しました。
第15回大会でも監督を務めていた細井さんは、優勝時にたくさんのお祝いや喜びの声をいただいたことで、いかに多くのかたに応援されているかを肌で感じ、今回の大会にかける思いが強くなったと話します。
前回大会の優勝もあり、今回も優勝候補に挙がっていた岡崎市でしたが、大会当日は選手の入れ替わりもあり、ずっと緊張が解けないレース展開だったといいます。しかし、「6区で先頭集団の少し後ろに岡崎のユニフォームが見えた時、優勝を確信した」と話す細井さん。「今回のチームが優勝できたのは、各選手が『岡崎市のために』という思いを強く持ち、チームを信じて自分の力を最大限発揮できたから」と笑顔で大会を振り返ります。
自身も陸上経験があり、これまで教師として陸上部の顧問を何度も務め、多くの活躍する選手を輩出してきた細井さん。「駅伝で大切なことは、チームの中で一番後ろを走っている選手をどれだけ大事にできるか」と話しす。指導のモットーは「速い選手ではなく、応援される選手を育てる」。誰よりも選手に寄り添うことを大切にして指導を行ってきました。
岡崎市陸上競技協会の副理事長でもあり、多方面で岡崎市の陸上に携わってきた細井さんは「岡崎市には東海大会や全国大会などで活躍できる選手が身近にいることで上のレベルで戦うためのヒントがすぐ近くにある。何より、岡崎市民のかたが走ることを止めずに、駅伝を大事にしてきてくれた文化こそが岡崎の選手が強い理由である」と語ります。
岡崎市の陸上界・駅伝界は、これからも選手同士が高め合い、市民の皆さんと一緒に力強く走り続けます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU