家康公生誕の地として、三河武士が築いたともいえる江戸のまちのシステムを活(い)かした有機農業産地づくりを目指し、食・環境・産業の好循環を実現するため、「岡崎市有機農業実施計画~オーガニックシティおかざきプラン~」を策定し、オーガニックビレッジ宣言を行いました。
江戸のまちでは、地域で生産されたものを地域で消費し、まちから出るし尿や灰などが肥料として金銭や野菜と取引・交換され有効に活用されていました。まち周辺の農家の土壌を肥沃にしただけでなく、まちと周辺農村地域の間の循環圏を育て、経済と環境の好循環が実現していたといわれています。こうした江戸のまちのシステムをできる限り見習い、化学的に合成された肥料や農薬を使わない環境にやさしい有機農業産地づくりを推進し、岡崎で採れた食材を岡崎の学校給食で提供するなど地消地産により流通におけるエネルギーも抑え、地域内の産業を活性化させていきます。
“オーガニックシティおかざき”として、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを推進していきます。
※オーガニックビレッジ宣言の詳細は本紙二次元コードから
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