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Story わたし物語

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愛知県岡崎市

■外国人運転士誕生に向けて“岡崎モデル”始動

畔柳 友紀子(くろやなぎ ゆきこ)さん
EGAOグループ 取締役

実藤 チサエ(さねふじ ちさえ)さん
EGAOグループ アドバイザー

全国初!の公民連携(岡崎市、名鉄バス株式会社、日本語学校を運営するEGAOグループ)で外国人運転士育成に取り組む“岡崎モデル”。運転士の高齢化や規制強化による運転士不足を救うため、外国人運転士の誕生に向けて、運転資格取得、岡崎に住み、働くための日本語教育、就業サポートなどの取り組みを始動しています。
そんな“岡崎モデル”を主導するのはEGAOグループの畔柳さん、実藤さんのお2人です。畔柳さんは「日本語学校、メディア、カルチャースクール、人財支援、幼稚園といった生活に根差した様々な事業行うEGAOグループの使命は地域の皆さんの暮らしを幸せにすること」だと話します。“岡崎モデル”は「岡崎は安心して住むことができ、将来を見据えられる場所だと感じてもらうプロジェクトでもある」と話し、「プロジェクトへの参加者のかたが岡崎で幸せに笑顔で暮らしていくことを目標に、しっかりと支えていきたい」と“岡崎モデル”にかける想いを語ります。
実藤さんは、プロジェクトへの参加者募集を周知してもらうため直接ブラジル領事館へ出向くほどパワフルな人柄の持ち主です。お父さんから教わった「相手が誰とは考えずに助けること」という気持ちを大切にし、さまざまなボランティア活動に積極的に参加しています。日本での苦労も「夢を言葉にして、行動に移す」ことで乗り越えてきた実藤さんは「夢は日本にいるブラジル人のためにお手伝いをすること。“岡崎モデル”に携われることは夢への大きな一歩です」と語ります。
当初、プロジェクトの説明会の案内文に、日本では働く上で好条件と受け取られやすい「休日が多い」ことを記載したところ、実藤さんから「ターゲットである外国人にとっては“稼ぎが少ない”というマイナスイメージにつながる」とアドバイスがあり修正することに。その結果、説明会には全国から想定を超える65人のかたが集まり幸先の良いスタートを切ることができました。その後の選考を経て、いよいよ11月1日、外国人運転士候補者のかたが日本語学校に入学します。
「“岡崎モデル”の成功のカギは、国籍や年齢、性別に関わらず、それぞれがスキルを発揮して楽しく働くことができ、住みやすいまちをみんなで目指すこと。“岡崎モデル”があってよかったと言ってもらえる未来にしたい」と今後の抱負を語るお2人。岡崎市に外国人運転士が誕生する未来を導いてくれることでしょう。

▽岡崎モデル

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