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【特集】岡崎市の財政状況

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愛知県岡崎市

市では毎年2回、財政状況を公表しています。今回は、令和5年度の決算状況と令和6年度上半期(9月30日現在)の予算執行状況の概要をお知らせします。

■令和5年度 決算の状況
一般会計の歳入決算額(税金など市へ入ってきたお金)は1,520億1,000万円、歳出決算額(市が使ったお金)は1,436億243万円で、歳入歳出差引総額は84億757万円となり、ここから翌年度に繰り越した事業に充てるべき財源を控除すると、純剰余金は54億8,030万円の黒字となりました。

▽一般会計
福祉・教育・土木・衛生などの基本的な行政サービスを提供するための会計。市民の皆さんに納めていただく市税などを主な財源としています。

▽特別会計
特定の収入(国民健康保険料、介護保険料など)によって特定の事業(保険事業など)を行っている会計。お金の出入りを分かりやすくするために一般会計とは区別しています。

▽企業会計
民間企業のように、原則としてサービスを受けたかたからの支払いで運営している会計。岡崎市では、病院・水道・下水道の3つの事業があります。

病院事業:9億8,257万円の純利益(黒字)
水道事業:7億5,834万円の純利益(黒字)
下水道事業:1億6,153万円の純利益(黒字)

▽市民1人当たりの支出金額(一般会計)
合計:37.5万円
福祉サービスの充実:14.8万円
道路・公園などの整備、まちづくりなど:5.1万円
人事、広報、徴税、全般的な管理など:4.6万円
ごみ処理、保健、医療、環境対策など:4.1万円
学校教育、社会教育、スポーツ振興など:4.0万円
市債(借金)の返済:1.8万円
その他(消防、商工業の振興など):3.1万円
※令和6年3月31日現在の人口(383,141人)により算出。

▽令和5年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の公表
財政の健全度は、国が定める基準(早期健全化基準)を大きく下回り、良好な値を維持しています。また、全ての事業において資金不足は発生していません。
詳しくは、市ホームページをご覧ください。

■令和5年度 実施した主な事業
▽「どうする家康」の活用推進
決算額:4億3,737万円
大河ドラマ「どうする家康」を活用した事業を推進するため、引き続き大河ドラマ館の運営を行うとともに、プロモーション活動を行いました。また来訪者へのおもてなしを充実させるため、プロジェクションマッピングや、ドラマキャストによる家康行列の特別演出を実施しました。

▽情報教育の推進
決算額:1億5,923万円
1人1台端末の更なる活用による学び方改革と学校における教育の情報化を推進するため、前年度の全中学校に引き続き、全小学校の4~6年生の教室に電子黒板を設置しました。

▽放課後対策施設の整備
決算額:5,955万円
保護者の就労などにより留守家庭となる児童の放課後の居場所を確保するため、市営住宅の建て替えに合わせ、平地住宅敷地内に放課後児童クラブを併設して整備しました。

▽スポーツ施設の整備
決算額:1億1,157万円
生涯スポーツとして親しまれているマレットゴルフについて、大門河川緑地に36ホールの専用コースを新設するなど、スポーツ施設の充実を図りました。

■令和6年度上半期 予算執行状況(9月30日現在)
企業会計(病院事業、水道事業、下水道事業)の状況を含め、詳しくは市ホームページをご覧ください。

■市の財産・基金(貯金)・市債(借金)の状況(9月30日現在)
▽土地
12,474,745平方メートル

▽建物
1,138,487平方メートル

▽有価証券・出資による権利
12億1,239万円

▽基金(貯金)
330億9,885万円

▽市債(借金)の現在高
1,388億4,470万円
(内訳)
一般会計:497億769万円
特別会計:24億5,315万円
企業会計:866億8,386万円
※一時借入金はありません。

※9月30日現在の状況であり、今後の予算執行により年度末現在高は増減します。
※数値については表示単位未満を四捨五入しているため、合計や差引が一致しない場合があります。

問合せ:財政課
【電話】23-6042【FAX】65-2351

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