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【特集】新・西部学校給食センター より安心・安全な給食をお届けします!

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愛知県岡崎市

西部学校給食センターは昭和53年に宇頭南町で開設以来、40年以上にわたり学校給食の提供を行ってきましたが、施設・設備の老朽化が進み、施設の管理面など多くの課題を抱えていました。
そこで、より安心・安全な学校給食を提供するために、令和4年から整備を進めていた新たな西部学校給食センターが完成し、1月から供用を開始します。

■1F
▼特徴1 食物アレルギー対応
卵・乳除去食の提供を開始

▽アレルギー調理室
担当の調理員が、食缶のおかずにアレルゲンとなる食材(卵・乳)を加えずに調理し、除去食を提供します。(最大120食/日)
除去食対応の申請があった児童生徒に対し、専用のポットで届けます!

▼特徴2 衛生管理
作業区域を明確化し、衛生管理を徹底

▽例えば…床の色で調理工程を見える化
・煮炊き調理室
加熱前スペースを黄色、加熱後スペースを水色に区分けし、調理動線を一方向にすることで、加熱前後の食材が交ざり合わないようにします。

▽例えば…壁などの設置で調理員の作業区域を制限
・野菜下処理室(野菜の洗浄)
・野菜上処理室(野菜の切さい)
野菜の洗浄時、調理員についてしまった泥などの異物が、人の移動によって次の工程に進まないようにします。

▼パススルー冷蔵庫
両面扉で、両側から食材の出し入れができます。

▼最新機能を備えた調理機器
熱風と蒸気によって焼き・蒸しなど様々な調理が可能なスチームコンベクションオーブンなどを導入しました。

■2F
▼特徴3 食育の推進
学校給食の現場に触れることで食についての栄養や衛生管理、アレルギー対応などについて学べます

▽見学コーナー
見学通路から煮炊き調理室と和え物調理室の見学が可能になりました。社会科見学などで実際に給食が作られている様子を見ることができます。

▽テストキッチン
学校給食の新献立を考えるための調理場所です。子どもたちが満足できる充実した献立を提供することで、食への関心を深め、食育を推進します。

▼特徴4 災害対応
地域の防災力を向上

▽給食センター内に災害用備蓄庫を設置
非常用備蓄食料や炊き出し用資材、非常用簡易トイレなどが災害に備えて準備されています。

▽水害時に2階へ避難できる外階段を設置
西部学校給食センターは、矢作川洪水浸水想定区域内に位置しています。周辺に高層の建築物が少ないため、近くの住民のかたが災害時の避難場所として外階段から2階に上がれるようになっています。

▽道路から地盤を約1m嵩(かさ)上げ
水害の発生時に、調理場内の被害を最小限にとどめ、給食を速やかに再開できるようにしています。

▽非常用発電設備
災害時や停電時においても避難エリアで72時間以上運転可能です。

■西部学校給食センター
場所:岡崎市筒針町字池田87番地1
給食提供校:
・小学校8校(梅園・六名・矢作東・矢作北・矢作西・矢作南・城南・北野)
・中学校3校(矢作・矢作北・六ツ美北)
調理能力:8,000食/日
市の花「さくら」と「ふじ」をイメージした色になっています

これまで以上により安心・安全な給食を子どもたちにお届けします!

問合せ:教育政策課
【電話】23-6863【FAX】23-6558

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