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特集 まちに音楽を♪ 響け♪ ジュニアオーケストラ(1)

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愛知県岩倉市

岩倉市は、平成2年度から「音楽のあるまちづくり」に取り組んできました。その象徴として平成13年に岩倉市ジュニアオーケストラは設立され、それ以降、9月の定期演奏会や4月の岩倉駅でのコンサートなど、精力的に活動しています。
現在、小学生から大学生までの団員が所属し、演奏会に向けて、日々練習しています。ぜひ皆さんも、岩倉市ジュニアオーケストラが奏でる音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
また、団員も募集していますので、興味を持った人はぜひ応募してください。

■岩倉市ジュニアオーケストラには2つのクラスがあります
▽単科(初心者)クラス
楽器ごとに1人の先生がつき、少人数制でレッスンを行います。未経験者も楽器の扱い方から指導を受けられるので、安心です。
1回のレッスンは1時間30分。2~3年で合奏クラスへの昇格を目指します。
練習日:日曜日午後(月2回)

▽合奏(経験者)クラス
全楽器の団員が集まり、指揮者、数人の先生の指導のもと演奏会に向けて合奏の練習を行います。
1回のレッスンは3時間。弦楽器は別にパート練習を月に1回程度行います。
練習日:日曜日午前(月3回)

■INTERVIEW
▽高校2年生 大藪 琴葉(おおやぶ ことは)さん
所属:合奏クラス
ヴァイオリン歴:9年
一番好きな曲:「ベートーヴェン交響曲第7番」
小学生の時に学校でもらったチラシでジュニアオーケストラを知り、興味を持ちました。その後、ジュニアオーケストラの演奏 and 楽器体験会に参加した時に、初めてヴァイオリンを弾き、ヴァイオリンを弾く面白さを感じると同時にもっと弾けるようになりたいと思い、ジュニアオーケストラへの入団を決意しました。
オーケストラの魅力は何と言っても、さまざまな楽器の音色が合わさって美しい曲ができることだと思います。その美しい曲をメンバーたちと一緒に演奏することができるのは、とても楽しいです。
オーケストラの中でヴァイオリンは、メインとなる楽器で演奏中に目立つことも多く、演奏中にミスをすると一人だけ違う音が出てしまい、余計に目立ってしまうこともあります。また、ヴァイオリンは、高い音を出す時に遠くの弦を押さえないといけませんが、指が届かなかったり、弦を押さえる位置が少しズレてしまって違う音が出てしまったりという難しさもあります。だからこそ、しっかりと練習をして、本番で上手く演奏できた時にはすごい達成感を味わうことができるのがヴァイオリンの魅力だと思います。
私は、本番前にあまり緊張しないのですが、少し本番に弱いタイプで、過去の演奏会では小さなミスをしてしまったことがあります。今回の演奏会で演奏する曲は、細かい音が多く、ヴァイオリンの出番も多いので、練習をしっかりして、本番ではミスなく演奏できるように頑張りたいと思います。

▽中学1年生 新堀 豊和(しんぼり とわ)さん
所属:単科クラス
チェロ歴:3年
一番好きな曲:「メヌエット」
音楽に興味を持ったきっかけは、小学生の時に見た本で出てきたチェロに憧れたことです。その後、ジュニアオーケストラの行っている演奏 and 楽器体験会に参加し、実際にチェロに触れてみて、とても楽しかったので、ジュニアオーケストラへの入団を決めました。
チェロは、僕が今まで見た楽器とも材質や色が違っていたし、楽器の構え方や音の出し方も違っていて、とてもかっこいいと感じました。しかし、弦楽器であるチェロは管楽器のように特定の箇所を押せば、必ずその音が出せるわけではありません。ほんの数ミリ押さえる箇所が違うと出る音も変わってくるので、その点は難しいと感じています。
ジュニアオーケストラでは、楽器の貸し出しも行ってくれるので、楽器を持っていなくても練習ができて、さまざまな曲を演奏できるのは楽しいです。また、他の楽器の人とコンサートで演奏する曲を協力して作り上げていけることもジュニアオーケストラの魅力の一つだと思います。
ジュニアオーケストラの練習についていくために、家での自主練習も大切になってくるので、学校の課題と両立するのはちょっと大変ですが、その分上手く演奏できた時には、達成感があります。
まだ合奏での演奏についていけず、遅れてしまうことがあります。9月には定期演奏会もあるので、家での自主練習の時間もしっかりと確保して、演奏についていけるようにしたいです。初めて出演した定期演奏会では、音をきちんと出すことができて、演奏も遅れなかったので、今回もそれを目指して頑張ります。

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