■小さなまちから大きな夢を~笑顔あふれるまち岩倉~
岩倉市長 久保田 桂朗
あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、令和6年の輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日ごろから、市政の運営に格別なご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
昨年から、コロナ禍が落ち着きを見せ始め、徐々に社会活動が戻ってきました。中でも、昨年10月に開催しました「IWAKURA DANCE FES!!! 2023」では、東京ディズニーリゾート(R)40周年スペシャルパレードにもご参加いただき、観覧エリアには市内外から4万人以上の方にご来場いただきました。小さなお子様からご高齢の方まで多世代にわたる多くの皆様の満面の笑顔があふれ、まさに「小さなまちから大きな夢を」という岩倉市民憲章のとおり、私たちに大きな夢と希望と感動を与え、岩倉市の歴史の1ページに刻まれました。
本市では、「マルチパートナーシップによる誰もが居場所のある共生社会をめざす」を基本理念とする第5次岩倉市総合計画を推進するため、また、私のマニフェストに掲げた「住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち」の実現に向け、様々な事業に取り組んでいます。
子育て支援においては、昨年4月に国において「こども家庭庁」が創設されたことを受け、本市においても新たに「健康こども未来部」を創設し、従来からの「生まれる前からの切れ目のない子育て家庭支援」を拡充させていきます。学校教育では、地域の声を学校運営に活かし、小中学校が地域ごとの特色を生かした学びの場となるよう、コミュニティ・スクールの導入に向けた準備を進めています。また、深刻さを増す猛暑から児童・生徒を守るため、令和7年度の完成に向け、市内の小中学校全7校の体育館にエアコンを整備するなど、さらなる教育環境の充実を図ってまいります。
地球沸騰化ともいわれる昨今において、脱炭素社会の実現はますます重要となっており、昨年2月「ゼロカーボンシティ」に全力で取り組むことを表明いたしました。7月には第2次岩倉市環境基本計画キックオフ・フォーラムを開催し、参加いただいた市内事業者を中心に、その機運を高めることができました。さらに、環境にやさしい住宅設備や次世代自動車の継続的な補助に加え、市民や事業者などと協力し、マルチパートナーシップによる様々な取組を展開するなど、市全体で地球温暖化対策を推進していきます。
コロナ禍で深刻さを増した地域でのつながりの希薄化、担い手不足も浮き彫りになっています。令和4年度から2か年にわたって地域活性化のためのワークショップ「未来寄合」を全小学校区で開催してきましたが、引き続き、地域の皆様と課題を共有し、対話を続けながら、持続性の高い魅力ある地域づくりを目指してまいります。
今後も、市民の皆様に寄り添いながら、市民の皆様とともに市政の諸課題に真摯に向き合い、にぎわいと笑顔があふれるまちを目指して、小さなまち岩倉から市内外に大きな夢を届けられるよう全力で市政運営に取り組んでまいります。皆様には引き続き、ご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が、皆様にとって幸多き一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>