特集 持続可能な地域づくりに向けて 出会い・ふれあい・語り合い ～みらいよりあい～

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■未来寄合って何?
「未来寄合」とは、地域の課題を解決し、持続可能な地域づくりに向けて、自由に語り合う対話の場です。
人口減少、高齢化の進行などにより社会構造が変化する中、地域の重要性が高まってきていますが、担い手不足など地域自体にも課題を抱えています。
そこで、安心して住み続けられる地域・活気ある地域にしていくための対話の場として、令和4年度、令和5年度の2年をかけて、小学校区ごとに実施してきました。

■各小学校区2回ずつ開催
「未来寄合」は、各小学校区2回ずつ開催しました。
1日目は、「うちの学区ってどんなとこ?～地域の強み・弱み」をテーマに、グループに分かれて意見交換。最後に、「なったらいいな!こんな学区」をまちづくり川柳にして発表しました。
2日目は、「地域づくり～私たちにできることって?」をテーマに、1日目で出た特徴の中からテーマを選出。自助・互助・公助で誰がどんなことに取り組んだら良いか意見交換しました。当日の様子は、二次元コードからご覧いただくことができます。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

▽五条川小学校区
五条川小学校区では、地域の強みとして、桜がきれい、コミュニティの活動が活発であり、近所の仲がいいという声が多くありました。
一方、課題と感じていることとしては、交通量が多く道が狭い、独居高齢者の増加という声がありました。

▽岩倉南小学校区
岩倉南小学校区は、地域が広く、交通や買い物などの利便性に違いが生じていることが浮かび上りました。
また、名草線を挟んだ東西の特性(住宅地、農地、工場の集積)にも多様な「顔」があることを再認識しました。

▽岩倉北小学校区
岩倉街道を中心に発展した伝統文化、桜並木が身近に感じられる五条川、岩倉駅に近く便利な立地により新しく住民になった人も多い岩倉北小学校区。
昔ながらの街並みには狭い路地も多いけれど、袖が触れ合う縁にもまちづくりのヒントがあるかも、などの声がありました。

▽岩倉東小学校区
岩倉東小学校区では、約7割の人が岩倉団地に暮らしており、自治会を中心にまとまりがあること、人と人とのつながりが強く感じられる一方、団地の内外の交流が必要という声もありました。
また、国際色が豊かな地域で「多文化共生」がキーワードになっています。

▽曽野小学校区
曽野小学校区は、のどかな田園風景が残り、五条川の桜の見どころも多いにもかかわらず、名古屋に近く交通の便が良いという声がありました。
一方、一人暮らしの高齢者が増えている、昔よりつながりが希薄に感じるなどのほか、水害が心配といった声もありました。

■プラスワン
地域の担い手不足を解消するには?
2日間の未来寄合で話し合った内容を基に、更にもう一歩深掘りして、地域で考えていくために、「未来寄合プラスワン～さらなる一歩編」を各小学校区で開催しました。
「地域の担い手不足を解消するには?」をテーマに、「役員の仕事の見直し・連携」、「デジタル化・IT化」、「待遇や報酬の見直し」の3つの視点から意見交換しました。

▽これまでを振り返って　気づいたこと・発見
・やりがいの見える化が大事
・課題を共有し、解決方法を見出していく過程が大切
・次の担い手になる人の負担軽減のためにも、仕事の見直しが必要
・若い世代を巻き込むことも重要

■中学生版「いわくら★魅力アッププロジェクト」を提案
岩倉中学校と南部中学校の1年生から3年生までの生徒が参加して、中学生版「未来寄合」を開催しました。
当日は、『中学生発!「いわくら★魅力アッププロジェクト」を提案せよ!』をテーマに、さまざまなアイデアが出ました。

■未来寄合　全体フォーラムを開催します!
市内5つの小学校区合同の全体フォーラムを開催します。未来寄合に参加したことがある人も初めての人も、お住まいの地域のこれからを一緒に話し合いませんか?
日時：1月20日(土)午後2時～5時
場所：アデリア総合体育文化センター多目的ホール
内容：
第1部…耳寄り講演会(ゲスト　岡崎まち育てセンター・りた　天野裕さん)
「まちで遊び　まちに学び　まちと暮らす-まちを自分ごとにする「新しい自治」のかたちー」
第2部…おしゃべりカフェ[交流会](ファシリテーター　まち楽房(有)加藤武志さん)
申し込み：下記問合先に電話、右記申込フォームへの入力、または(1)氏名、(2)年代、(3)電話番号、(4)お住まいの小学校区名を記入のうえ、件名を「未来寄合全体フォーラム」として、メールを送信してください。
・申込フォームはこちら　※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合先：協働安全課市民協働グループ
【電話】38-5803【メール】kyoudou@city.iwakura.lg.jp