■人が好き、岩倉が好き、皆に岩倉を好きになってほしい
花井喜美子さん
(主婦、文化協会監査、民踊かおり会、岩倉鳴子おどりの会五条川桜、防災ボランティアの会、工房いとぐるま、ごあんない~わガイドetc…)
市の行事等で赤い髪の女性を見たことがありませんか。色々な活動で周りの人を元気にしている花井さん。一体どんな人なのか興味がある人もいるのではないでしょうか。
岩倉市には小学3年生の時からずっと住んできました。トレードマークの赤い髪は30年位前に美容師の弟さんに施してもらって以来ずっと続けています。なぜ赤くしたのかはもう覚えていないそうですが、この髪の色で覚えてもらえているので今更変えることはできそうにないと言います。
花井さんが行っている活動は多岐にわたり、民踊、鳴子おどり、ミュージカル、防災、消防、観光振興、福祉など、さまざまなジャンルの活動に参加しています。長いもので、35年以上続いているものもあります。どの活動も一人でやっているものはなく、良い仲間に恵まれたからこそ続けていくことができています。
先輩に誘われて民踊を始め、平成2年に市制20周年の第九の演奏会に関わり、平成3年には市民ミュージカルを始めてと、次々と新しいことにチャレンジしてきました。時間がなくてどうしてもできないとき以外は参加を断ることはないと言います。誘われて迷ったときは「やる」、ということを続けていたら、ここまで増えてしまったと笑います。
毎日のように精力的に動いていますが、不思議と疲れたと思うことはないと言います。普段から体を動かしているから体力があるというのもあるけれど、皆が喜んでいる姿を見るのが嬉しくてそれで自分も楽しんでやれている、元気のエキスを吸い取っているから疲れないんだと秘訣を教えてくれました。
これまで自分が楽しく表舞台で活躍していましたが、これからは次の世代に託すことをしていきたいと言います。「新しい団体が立ち上がるときに、自分が持っているノウハウを伝えて、応援する側に回りたい」と晴れやかに語ってくれました。
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