持続可能で魅力的な地域づくりについて、ざっくばらんに楽しく語り合う「未来寄合」。令和4年度から2年をかけて、小学校区ごとに地域の強みや弱み、自分たちにできることなどを語り合ってきました。今回、5つの小学校区合同で「未来寄合全体フォーラム」を開催しました。
■第1部 耳寄り講演会
まちで遊び まちに学び まちと暮らす―まちを自分ごとにする「新しい自治」のかたち―
「岡崎まち育てセンター・りた」事業企画マネージャーの天野裕さんから、岡崎市の中心市街地で取り組まれているまちづくりについてお話を伺い、町内会の広域連合会や次世代の会の取組、横丁の空き家活用などの事例に触れ、住民が主体的に関わる自治の現状を伝えていただきました。
・まちづくりには「特効薬」も「万能薬」もない。「小さなトライandエラー」を繰り返して「無理なく続けられる方法」を見つけることが大事
・誰も経験したことのない課題を解決するためには、人やネットワーク、アイデアの総動員が必要。「協働」で、みんなが話し合いながら解決していくことが前提
・これからの自治は創造的になっていく。自治はすごく大変だけど、すごくやりがいもあり、楽しさがあり、喜びがある。
■第2部 おしゃべりカフェ(交流会)
11グループに分かれて、耳寄り講演会で印象に残ったことや、持続可能な地域となるためにはどのような取組が必要なのか意見交換をし、全体で発表・共有しました。
▽耳寄り講演会で印象に残ったことは?
・これからの自治はクリエイティブだ
・無理をしない。楽しくやってみよう!
・やりたいこと、必要なことをできることから
・今までのやり方からの転換
・顔の見える関係人口(協力者、参加者)を増やす
・横のつながりをつくる
・地域外の人も取り込んで課題解決 など
▽持続可能な学区へ~エレガントでミニマムな「はじめの一歩」は?
・人と経験のつながりを大切にする
・今までの行事に「創造的」で「刺激的」な工夫をする
・定期的に会える交流の場(プラットフォーム)を作る
・若い人に知ってもらうための情報発信!
・途切れのない年代交流 など
問合先:協働安全課市民協働グループ
【電話】38-5803
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