■目指すは岩倉市4人目の世界チャンピオン 岩田 航季さん(岩倉中学校3年生)
市内に世界チャンピオンが3人住んでいることから、「ヨーヨーのまちいわくら」として市民の皆さんにもヨーヨーの楽しさを伝えてきました。岩倉中学校に通う岩田航季さんもヨーヨーの良さに触れて、夢中になった一人です。
きっかけは、小学3年生の夏。児童館にきた世界チャンピオンの岩倉玲さんの演技を見たときでした。「ヨーヨーはこんなにかっこよく演技が出来るのか、自分もやってみたい」と思い、そのすぐ後の誕生日にヨーヨーをプレゼントしてもらってそこから夢中になって練習をしてきました。
岩倉市は市内で地区大会が行われていたり、練習会があったりと世界レベルに触れやすく環境には恵まれてきたと言います。一緒にヨーヨーをやる仲間にも恵まれ、切磋琢磨しながら、続けてきました。
今年2月にアデリア総合体育文化センターで行われた地区大会では、3A部門で見事3位入賞を果たしました。大会の少し前までは、学校生活等もあり、練習時間もあまり取れず、11月のジュニア大会もテスト期間ということもあり出場できず、このままでいいのかという想いもありました。そんな中、ジュニア大会で3A部門の出場者が0人だったのを見て、自分がやるしかないという気持ちで頑張ったのが結果につながり、また、成長を実感して嬉しかったと言います。6月には横浜で全国大会が開催されるので、決勝進出を目指して練習を続けていきたいと意気込みを語ってくれました。
ヨーヨーが中心の岩田さんですが、学校では水泳部の部長として、部員を引っ張って練習に励んでいます。受験生でもあり、3足の草鞋状態で忙しく日々が過ぎていきますが、「ヨーヨーはずっと大切にしていきたいことなので、大人になっても続けていきたい」と話します。
岩田さんは「ヨーヨーのおかげで今の自分があるので、将来はヨーヨー界を盛り上げるために、恩返しをしていきたい」と熱い思いを語ってくれました。
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