令和4年度の決算が9月定例議会で認定されました。
皆さんに納めていただいた税金や、国・県からの補助金などがどのように使われたのかをお知らせします。
■一般会計
・子育て支援、防災、観光戦略、公共施設の老朽化対策などを着実に進め、公共用地取得に係る債務を一部繰上償還するなど、将来を見据えた健全な財政運営に努めました。
・歳入から歳出と翌年度繰越事業財源を差し引いた実質収支は黒字でした。
◆令和4年度に実施した主な事業
◇プレミアム付商品券事業
(2億6,924万円)
物価上昇の影響を受ける生活者を支援するため、プレミアム付き商品券を発行した。
◇大曽公園グラウンド整備事業
(2億705万円)
令和3年度に着手した事業の最終年度として、グラウンドの整備や公衆トイレの新築工事などを実施した。
◇防災カメラ整備事業
(1,338万円)
高潮、河川の氾濫、浸水などの水害への警戒と備えのため、リアルタイムに河川などを監視する防災カメラを設置した。
◇家庭用LED照明器具等購入支援事業
(4,026万円)
電力消費量削減、電気料金抑制のため、一般家庭で使用されるLED照明器具の設置費用を補助した。
◇給食食材品質確保事業・給食費無償化事業
(1億1,083万円)
7月から3月まで給食食材費の物価高騰分を市が負担。1月から3月まで、園児および児童生徒の給食費を無償化した。
■特別会計
特定の事業を行うための会計
・4つの特別会計それぞれが必要な事業を実施する中で、全会計で黒字決算となりました。
※端数処理を四捨五入により行っていることから、歳入決算額と歳出決算額の差が、歳入歳出差引額と一致しない場合があります。
■企業会計
独立採算で事業を行う会計
◆モーターボート競走事業
・電話投票会員向けキャンペーンの拡充、SGボートレースダービーの開催などにより、1日平均売上額は前年度より11.2%増加し、昨年度決算と同じく黒字となりました。
・計画に基づき、一般会計に4億円を繰出しました。
◆下水道事業
・使用料収入は前年度と比べて増加しており、電気料などの経費が増加しましたが、黒字を維持しています。
◆水道事業
・空港、ホテルなどの水需要は低調な状況ではあるものの、コロナの影響から回復に向かい、黒字を維持しています。
◆病院事業
・一般診療の入院患者数は伸び悩み経常損益は赤字となりました。
・経営戦略の柱の一つである「婦人科ウィメンズセンター」が6月にオープン、7月に手術支援ロボット「ダビンチ」を導入しました。
■決算報告からわかる 常滑の財政健全度
・地方公共団体は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、健全化判断比率(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)と、公営企業会計を対象とした資金不足比率を公表しています。
・本市の令和4年度の各指標は、国が定める基準を全て満たしています。
今後も「とことん住みたい世界とつながる魅力創造都市」を目指し、持続可能なまちづくりに努めていきます。
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問合せ:財政課
【電話】47-6103
【FAX】35-4567
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