ネット通販で商品を注文したが「商品が届かない」「偽物が届いた」というトラブルが後を絶ちません。
最近は実在するショップをかたって注文させる詐欺的な注文サイトもみられます。その多くは海外の詐欺的な通販サイトで、購入時に入力した情報が悪用される恐れもあるので注意が必要です。
■事例1
人気で品薄の靴を探していたら安く販売されているウェブサイトを見つけ注文した。代金を振り込んだが商品が届かない。振込先が個人名義で連絡手段はメールしかない。返信が来ない。
■事例2
SNSで見つけたウェブサイトで服を注文しカード決済した。届いてみたら、ほつれが多く、素材も異なる粗悪品だった。サイズも表記と違っていて小さ過ぎて着られない。返品したいと連絡したら、海外への返送料を要求された。
■アドバイス
注文前に次の点に注意しましょう。
・『特定商取引法に基づく表記』の記載事項をよく確認する。
・極端に安く販売されていないか。
・代金の振込先が店名と関係ない個人名義の口座なら振込みしない。
・URLの表記が正規サイトに似ているようで少しだけ違っていないか。
おかしいと思ったら、注文をやめて、信用できるショップか冷静にチェックしましょう。インターネット通販にはクーリングオフ制度はありません。
また、被害にあった場合は、利用したクレジットカード会社や振り込みをした金融機関に申し出ましょう。
心配なときは消費生活センターに相談してください。
問合せ:市消費生活センター
【電話】47-6139
月、水~金曜日(祝日を除く)
10:00~12:00、13:00~16:00
※最終受付時間15:30
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