名称:雷神車
場所:西之口
種別:市指定有形民俗文化財
雷神車は天保13年(1842年)に現在の名古屋市で建造された名古屋型の山車です。張良(ちょうりょう)車の名で、名古屋三大祭りの1つ三之丸天王祭の見舞車として曳きまわされていましたが、明治維新の影響により祭りが中止となり、売りに出されました。明治11年(1878年)に西之口が購入し、当初は、龍神車とよばれていたようですが、明治26年の資料では雷神車の名前に変わっています。
14代尾張藩主徳川慶勝(とくがわよしかつ)がご覧になった数少ない山車です。
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