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やとみ歴史探訪

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愛知県弥富市

このコーナーでは、弥富市のまだまだ知られざる歴史について、弥富ふるさとガイドボランティアが紹介していきます。

◆二つお宮の松
正保4年(1647年)頃、十四山北部の多くの新田が開発され人々が住むようになると、村の安全と五穀豊穣を祈願して各地に神社が建立されました。
東蜆の山神社は、社伝によれば承応(じょうおう)3年(1654年)、伊豆国三島大山素美神社を勧請したということです。
高台にある山神社の境内にそびえるクロマツは、神社建立の頃に植えられたと伝えられていて、樹高約16m、太さは根回り3.1m、目通り約1.9mに及びます。
昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で、この地域は壊滅的な被害を受け、ほとんどの樹木が枯れてしまいましたが、この老松は奇跡的に生き残りました。
「二つお宮の松」の名の由来は、道路(明治の東海道)向かい側に四郎兵衛新田の神明社があることからこのように呼ばれ、地元の人々に親しまれています。

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