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自治体の皆さまへ

新年の挨拶(1)

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愛知県弥富市

◆令和6年 新年のごあいさつ

謹んで、新年のごあいさつを申し上げます。

市民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。また、日頃より市政にお寄せいただいておりますご支援とご協力に心から感謝申し上げます。

さて、振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大し、国内における感染初確認から4年が経過する中、昨年5月8日に、政府は新型コロナウイルス感染症の位置づけを季節性インフルエンザと同じ5類感染症に移行し、私ども行政が法律に基づきさまざまな要請や関与していく仕組みから、個人の選択を尊重し、皆様の自主的な取組をベースとした対応とすることとなりました。

コロナ禍が続く中、混乱するウクライナ情勢に端を発した原油価格・物価高騰により市民の生活や事業者の活動は一層厳しさを増しております。そのような中、地域活動や市民生活は、大変厳しい状況が続いておりますが、コロナ禍以前の元気で明るい姿に取り戻すため、各団体や市民の皆様に多大なるご尽力を賜り、徐々に活発化してきたことを実感しております。

こうした、地域の元気を生み出す市民の皆様の力強い取組にご支援をいただきながら市政運営に邁進してまいります。

新たな年を迎えるにあたり、わが国の急速な人口減少・少子高齢化の進行や市民ニーズの多様化・高度化の進展などにより、本市を取り巻く社会経済情勢は大きく変容し、新しい課題への対応も必要であり、地方経済の再生・活性化を通じて安心して出産・子育てができ、高齢者が生き生きと暮らすことができる環境を整備することは喫緊の課題であります。

本市の指針である、第2次弥富市総合計画のもと、『地域でつくる「人・自然・文化」の調和輝く未来へ繋ぐまち・弥富』を将来像として、平成31年3月に策定しました第2次弥富市総合計画は、令和10年度までの計画期間の折り返し地点を迎えました。これまで進めてきた前期基本計画の取組に加え、市民アンケート、市民ワークショップ、前期基本計画の中間評価などを基に、10年、20年、30年後の弥富市の姿を見据えながら、新たな課題に対する取組状況などについて総合計画審議会で調査審議を重ね、その内容を適切に盛り込んだ後期基本計画を策定してまいります。

また、総合計画と目指すべき方向性を同じくする「第2期弥富市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を「弥富市デジタル田園都市構想総合戦略」と改め、後期基本計画に包含し、一体的な策定を進めており、新たな計画がスタートしましたら、スピード感を持ち全庁あげて取り組んでまいりますとともに、行財政改革についても、積極的な推進を図り、市民ニーズを見極め、高いサービスを提供できるよう、より実効性のある計画として、第5次行政改革大綱を策定してまいります。

さらに、本市の重要施策であります、JR・名鉄弥富駅自由通路及び橋上駅舎化事業など駅周辺の一体的なまちづくり事業を推進していく中、限られた財源に優先順位を付け、効率的な財政運営に取り組むとともに、市民サービスの利便性の向上を図るため行政のオンライン化、デジタル化を推進し、マイナンバーカードを利用した住民票や印鑑登録証明書のコンビニ交付を本年より実施し、DXの推進にも積極的に取り組んでまいります。

今後も、市民の皆様の大きな負託に応えられるよう、常に市民の皆様の声に耳を傾け、「やとみの未来」を一緒に創り、将来にわたり持続可能で元気な明るいまちを実現してまいりますので、引き続き、市政運営に対する一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

結びに、今年一年が皆様にとりまして幸多き、素晴らしい年になることをお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

令和6年元旦

弥富市長 安藤 正明

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