〇母子健康手帳
月~金曜日、8:30~16:30(土・日曜日、祝日を除く)に随時、市役所健康推進課(保健センター)で交付します。
妊娠届出書(医療機関が発行したもの)、本人確認ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)が必要です。
※保健師などとの面談があり、30~40分程度かかります。余裕をもってお越しください。
〇子育て相談
保健師による個別相談を行います。事前に市役所健康推進課に電話などでご予約ください。
〇歯みがき相談
歯科衛生士による個別相談を行います。事前に市役所健康推進課に電話などでご予約ください。
◆乳幼児健診
▽予防接種についておしらせ
※МR2期・日本脳炎2期・2種混合・ヒトパピローマウイルス感染症予防接種については対象の方へ個別通知をしています。
※MR1期・水痘は1歳のお誕生日前日から接種できます。
※おたふくかぜ予防接種(任意接種)費用助成事業の対象者には個別通知をしています。
詳しくは市ホームページ[令和6年度予防接種事業のご案内]をご覧ください。
予防接種の詳細はこちらからもご覧いただけます
※詳しくは、本紙30ページをご覧ください。
◆支援事業
◆歯の健康講座 7月号 その503
◇歯周病と糖尿病の関係
8020運動や皆さんのお口の健康に対する関心の高さ、歯科材料および歯科技術の向上により、高齢になっても自分の歯が多く残るようになってきました。自分の歯でおいしく食事を摂れることは大変喜ばしいことである反面、歯が多く残ることで虫歯や歯周病に罹患する方が増えてきています。中でも歯周病と糖尿病には深い関係性があることが分かってきました。
糖尿病患者さんは歯周病になりやすく、血糖のコントロールがうまくできていないと歯周病を悪化させてしまいます。またその逆で、歯周病があると糖尿病にもなりやすいとのことです。さらに糖尿病患者さんはそうでない方と比べ、歯周病発症率が3倍となり重症化もしやすいです。高血糖の状態が続くと歯周組織の血管がもろくなり、歯を支える骨が溶けやすくなってしまうのです。
また日本糖尿病協会発行の糖尿病連携手帳では、糖尿病患者さんには内科、眼科、歯科の定期検診を推奨しています。歯科の定期検診では、患者さんのお口の中の清掃状態を確認し、歯周ポケット内のプラーク除去を行います。そうすることで歯周病菌やサイトカインという悪玉ホルモンが少なくなり、お口の中の炎症を減らすことができます。その結果インスリンが元気に働ける環境となり、血糖値を正常に保つことにつながります。
糖尿病の他に歯周病が関連する全身疾患として、誤嚥性肺炎、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー型認知症、慢性関節リウマチなどが報告されています。歯科医院での定期検診をすることで、このような関連する病気の予防、あるいは進行が食い止められるのであればそれに越したことはありません。毎日健康で過ごすために歯科医院での定期検診を受けてみませんか?
( 海部歯科医師会)
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